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アレスCEO阿部隆のアベブロ CEO Blog “Abeblo”

採用を制するものが事業を制する

先日、「6098 リクルート」傘下の求人検索エンジン大手、インディードが主催する、『Owned Media Recruiting SUMMIT vol.2採用を革新するオウンドメディアの可能性』に参加してきました。人手不足が社会問題になりつつあるなか、企業が成長を続けるには、いかに優秀な人材を獲得できるかどうかがより重要になってきております。



パネルディスカッションでは、「4751 サイバーエージェント」の取締役人事統括の曽山氏をモデレーターに、「2120 LIFULL」の執行役員人事本部長の羽田氏、「6752 パナソニック」の採用ブランディング課の杉山氏、株式会社スープストックトーキョ-の取締役兼人材開発部部長の江澤氏、神戸大学大学院 経営学研究科准教授の服部氏が登壇。採用で重視している点として、皆さんの共通した認識としては、会社のミッション、ビジョン、バリューなどに合う人材を獲得する、というもの。

パナソニックでは、創業100周年の2018年に向けたパナソニックグループの目指す姿として、『A Better Life, A Better World』を新たなブランドスローガンとして制定。




ライフルの経営理念は、『常に革進することで、より多くの人々が心からの「安心」と「喜び」を得られる社会の仕組みを創る」です。



世界的ベストセラーとなった、「ビジョナリーカンパニー2」には、「誰をバスに乗せるか、最初に人を選び、その後に目標を選ぶ」とありますか、ミッション・ビジョンなどを軸にバスに乗った人材は、途中で目的地が変わっても高いパフォーマンスを出せるという示唆を与えております。事業環境がかつてないスピードで変化する昨今、企業は柔軟に目的地を変えながら成果を出すことが求められておりますので、ミッションやビジョンを軸にした人材採用は理にかなっていると言えそうです。

投資先を選定する際、経営者は当然重要ですが、実際に現場で業務を遂行する社員の質は当然重要です。株式市場では、「フィンテック」、「5G」、「シェアリングエコノミー」、「ビッグデータ」など、テーマが独り歩きしている感がありますが、こういったテーマが企業の収益として結実するのは、その企業で働く一人一人の社員の力によるものだということを忘れてはいけません。

今は流動性が高く、活況な人材市場ですが、今後景気が悪化した際には、急速に冷え込む可能性があります。そうなった際には優秀な人材を獲得し、生産性をあげることはさらに難しくなるでしょう。

採用を制するものが事業を制する

そのため、足元の好環境下で優秀な人材をしっかり確保できる企業は、今後5年、10年先を見据えれば投資対象として魅力的な候補になるとことでしょう。またアレスでも、ミッション・ビジョン・コンセプトのもと、現在のメンバーは同じバスに乗っており、今後も皆様に「夢と安心、そして楽しさ」をお届けできるよう、邁進してまいりますので、よろしくお願いします。

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