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人生100年時代、変革する金融サービス

先日、日本経済新聞社が主催、金融庁が共催の、第2回 高齢社会における金融サービスを考えるシンポジウム「人生100年時代、変革する金融サービス」に出席してきました。田中良生内閣府副大臣・金融担当副大臣のオープニングリマークスから始まり、下記の基調講演、パネルディスカッションを拝聴。


基調講演①「高齢社会における金融サービス像とは」
三井 秀範 氏(金融庁 企画市場局長)

基調講演②「わたしと家族の、100年人生」
新田 恵利 氏(タレント・作家)

パネルディスカッション①
「人生100年時代に不可欠な住宅資産の活用」
<パネリスト>
石崎 浩二 氏(三菱UFJ信託銀行 執行役員 フロンティア戦略企画部長)
大垣 尚司 氏(移住・住みかえ支援機構(JTI)代表理事)
白根 壽晴 氏(日本FP協会 理事長)
浪波 哲史 氏(住宅金融支援機構 経営企画部長)
<コーディネーター>
大林 尚 (日本経済新聞社 上級論説委員)

パネルディスカッション②
「多業種連携で実現する健康長寿社会」
<パネリスト>
豊田 剛一郎 氏(メドレー 代表取締役医師)
中村 成志 氏(損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 執行役員 経営企画部長)
柳澤 勝彦 氏(国立長寿医療研究センター 研究所長)
和瀬 幸太郎 氏(金融庁 企画市場局 市場課 市場企画管理官)
<コーディネーター>
大林 尚 (日本経済新聞社 上級論説委員)


人生100年時代における住宅資産活用の課題から具体的な活用方法、認知症患者の急増に対応する、金融機関と医療機関との連携、医療×テクノロジーの可能性など、多岐にわたるテーマで議論が展開されました。

そのなかでは、「金融ジェロントロジー(金融老年学)」というキーワードも。金融ジェロントロジーとは、長寿が経済活動や社会経済に与える影響を、医学、経済学、心理学などから多面的に研究する学問で、例えば加齢による衰えが資産運用にどのような影響を与えるのか、などが研究されています。

米国で1990年前後に誕生しましたが、日本でも17年11月に、金融庁が公表した金融行政方針に「退職世代等に対する金融サービスのあり方の検討」との項目が盛り込まれるなど、金融老年学には注目が集まっております。25年には認知症患者が約700万人まで増加し、36年には国内人口の3人に1人が65歳以上になるとも予想されているだけに、今後の日本では身体や認知能力が低下するなかでの資産運用・管理などはますます重要なテーマになることでしょう。

人生100年時代では、健康寿命を延ばすことは当然重要ですが、あわせて資産寿命も延ばし、お金の負担を軽減することも考えていかなければいけません。そして何より人生を楽しむべきです!アレスでも人生100年時代をみすえ、お客様の多様なニーズにお応えできるサービスの提供に尽力し、「夢と安心、そして楽しさを」をお届けできるよう邁進してまいりますので、今後とも引き続きよろしくお願いいたします。


 

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