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アレスCEO阿部隆のアベブロ CEO Blog “Abeblo”

麻生大臣、黒田日銀総裁など、そうそうたる要人のお話を聞かせていただきました!

先週末、ホテルニューオータニで開催されたG20「高齢化と金融包摂」ハイレベル シンポジウムに参加してきました。



週末に福岡で開催されたG20財務省総裁会議に出席した麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣(金融)、黒田日銀総裁のほか、世界銀行CEO、OECD事務総長、各国の金融当局トップなど、そうそうたる要人が列席していたこともあり、セキュリティはかなり厳重なものでしたね。



今回のシンポジウムは、日本経済新聞社が、日本政府・GPFI(Global Partnership for Financial Inclusion)と共催。世界が直面する課題である高齢化に対し金融包摂のあり方が議論されました。

金融包摂とは、すべての人、正規の金融機関が提供する金融サービスを、適正なコスト下で、有効にアクセス・利用できるようにする考え方で、G20や各国の国際機関で構成するGPFIが取り組んでいます。



3日、金融庁は人生100年時代では、老後に年金以外に2000万円の資金が必要との報告書をまとめておりますが、麻生大臣も資産寿命を延ばすことの重要性に言及されておりました。



黒田日銀総裁は、金融包摂は重要な社会課題であり、国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)とも密接な関係にあると発言。



日本でもベストセラーになった、「LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略」の著者で、
英ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授は、高齢化の課題先進国である日本が世界の議論をリードしていると語っております。



金融庁の遠藤俊英長官は、金融リテラシーを高めるために、金融庁の職員の方が学校などで、金融教育の授業をしていることも紹介されておりました。



野村證券の森田社長も登壇されておりましたが、野村證券では慶応義塾大学と共同で、金融ジェロントロジー(長寿が経済活動や社会経済に与える影響を、医学、経済学、心理学などから多面的に研究する学問)の研究に取り組んでおり、4月には一般社団法人「日本金融ジェロントロジー協会」(JFGI:Japan Financial Gerontology Institute)を設立しております。

このように政策立案者、金融サービス提供者などから、様々な取り組み、提言を聞かせていただく貴重な機会となりましたが、このアベブロをご覧いただいている方々にも、人生100年時代に向けた資産運用について、今一度ご検討いただく機会になれば幸いです。

アレス投資顧問も微力ながら、高齢化社会での金融包摂の実現に向けて貢献していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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