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アレスCEO阿部隆のアベブロ CEO Blog “Abeblo”

「4387 ZUU」の本社にお邪魔してきました!

先日、「4387 ZUU」主催イベント「短期間でマザーズ上場を達成した急成長Fintech企業が語る5年後の金融業界とは」に参加するために、ZUUの本社にお邪魔してきました。

オフィスには冨田和成代表取締役社長の有名な書籍「鬼速PDCA」や、出版されたばかりの「資本主義ハック 新しい経済の力を生き方に取り入れる30の視点」なども置かれてましたね。



イベントでは冨田社長や、ZUUが「2127 日本M&Aセンター」と共同設立した「ZUUM-A」の菅野陽平取締役たちから、お話を伺ってきました。

冨田社長の講演、「5年後の金融業界と金融営業 なぜ金融パーソンは5分の1になるのか?」では、金融デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速により、下記5つの変化が起こるとのこと。

① 非金融業界がディストリビューション(流通、届ける機能)の中心に
② 個人のバランスシート上の資本を越えて競争が加速
③ フィンテックの中心は金融業界の「外」でなく「中」
④ 金融業界の主要機能は商社の位置付けに
⑤ 金融機能はバーティカル化(垂直統合)していく

①については、顧客接点が強い業界がディストリビューションで有利になるとのことでしたが、話を聞いていて思い出したのがLINE証券です。

LINE証券は、「3938 LINE」傘下の「LINE Financial株式会社」と冨田社長の古巣でもある「8604 野村HD」がそれぞれ51%、49%出資して設立。LINEは、月間利用者数が8100万人にのぼり、毎日利用者割合は86%に達するほど顧客接点が強いですので、今後もディストリビューションの担い手として注目していきたいですね。

一方、前述の合弁会社ZUUM-Aでは、 第一弾サービスとなる「THE OWNER」を展開。同サービスは、リアルとデジタルを融合させた国内No.1の経営者向け経営課題解決型メディアプラットフォームを目指しておりますが、こういった局面では、ZUUにディストリビューションによる収益チャンスが発生します。

ZUUは他にも「9437 NTTドコモ」、「9202 ANAHD」、「3086  J.フロントリテイリング」傘下の大丸松坂屋百貨店などとも協業して金融メディアを展開しており、金融業界のDXが加速するなか、存在感が高まることになりそうです。オフィスも最近増床されたとのことで、事業拡大に伴う人材増が進んでいるようです。また菅野取締役は、資本のプラットフォーマーとして、「金融業界のアマゾン」に目指すと、意気込みを語っておられました。

いただいたペットボトルのラベルには、「新時代を生きるための、お金と時間のプラットフォーム」との文字も。



懇親会では、証券会社、ヘッジファンド関係者らとも情報交換をさせていただきましたが、今後も幅広く情報を収集し、皆様へ良質なサービスをお届けしていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!
 

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