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金融ITイノベーションフォーラム2018

12/11(月)、日本橋で開催された「金融ITイノベーションフォーラム2018」に行ってきました。下記講演プログラムです。

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「デジタライゼーションの進展とコンプライアンス・リスク管理の新しい姿」
金融庁総合政策局 リスク分析総括課長 石村 幸三 氏

「金融DX時代のモバイルサイバーセキュリティ」
ソフトバンク 法人事業戦略本部 戦略事業統括部 IoT・セキュリティ事業推進部部長 北山 正姿 氏

「DX時代のリスク管理 - 支える技術と、採用にあたり気をつけるべきこと」
インテル シニア・データセンター・アーキテクト 郡司 茂樹 氏
「新世代金融ビジネスを勝ち抜く  〜ヒト(人財)を軸にしたリスク管理とその重要性とは?」
ワークデイ 執行役員 第三営業統括本部長 菊地 真之 氏
ワークデイ プリセールス マネージャ 小澤 宏 氏

「新世代金融サービスに必要とされる現代的感覚とサイバーリスクの考え方」
金融ISAC 専務理事/CTO 鎌田 敬介 氏。
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特に印象的だった講演は、「デジタライゼーションの進展とコンプライアンス・リスク管理の新しい姿」。
麻生大臣が金融処分庁から金融育成庁への転換を推進することを表明しておりますが、金融庁では新しいプレーヤーによるイノベーションの進展が進みやすい環境の整備、同時に既存金融機関が新しいプレイヤーとの協働・連携や競争を通じて、ビジネスモデル変革による利用者利便の向上を目指せるよう、金融デジタライゼーション戦略を掲げております。

この戦略の中で注目のキーワードとして、「RegTech(レグテック)」があります。(※RegTechとは「Regulation(レギュレーション):規制」と「Technology( テクノロジー):技術」を組み合わせた造語)
金融庁では、金融機関のシステム対応コストを低減しつつ、当局によるリアルタイムな実態把握を可能にする官民双方のメリットのあるRegTechエコシステムを将来的に構築することを検討中とのことです。

このRegTechエコシステムの実現には、「オープンAPI」、「クラウド」、「RPA/AI」といった技術が必要になり、民間企業との協業が必要になる模様。米インテルが行った「DX時代のリスク管理 -支える技術と、採用にあたり気を付けること」の講演でも、「RegTech」のシステム化事例が紹介されておりましたが、今後は日本のハード・ソフトメーカーにもRegTech関連のビジネスチャンスが広がりそうです。

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