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アレスCEO阿部隆のアベブロ CEO Blog “Abeblo”

シェアリングテクノロジーの個別電話面談!

アレス投資顧問では普段から決算説明会などに積極的に参加しておりますが、新型コロナの影響で会場での開催が中止されるケースが増えるなか、先週10日には「3989 シェアリングテクノロジー」のIR担当の方が個別電話面談を実施してくださいました。

3月の第1四半期決算後は(アベブロ:https://ales-ia.com/free/contents4_details.php?NewsID=5526)、弊社オフィスに来社いただきましたが、今後はIR活動も電話やオンラインが中心となりそうです。

5/15発表の中間決算で、売上収益は前期比11.1%増の3151百万円、営業利益は158百万円の黒字転換(前期は494百万円の赤字)です。売上収益については、主力の『暮らしのお困りごと』事業で売上収益から収益性重視へ移行したことで、従来より伸びが鈍化しているものの想定内で、各種施策が寄与して営業黒字を確保。

同社は一般的に前期が弱く、シロアリ、害虫対策などが増加する夏場が強くなる下期偏重型ですので、中間期で営業黒字を達成できたことは収益力が向上している証として自信を覗かせておりましたね。通期での黒字転換にも期待がかかります。

5/8には、店舗・オフィスの感染症予防および事業継続を支援、「消毒110番」を全国で正式提供開始と発表。新型コロナウイルス対策としても注目され、発表翌日9日には株価も一時3割近く上昇する場面がありましたね。1件当たり単価も高く、需要は伸びているようですが、消毒事業をフックにして、他の店舗サービスのクロスセル増なども見込んでいるようです。

「生活110番」については、富山、金沢など地域限定でTVCMも実施。まだ試験的段階で、勝ちパターン確立後は、全国展開も想定とのこと。

かねてからの懸案事項であった子会社3社の対応については、5/15に電子プリント工業の譲渡契約を締結。塩谷硝子についても引き続き今期中の売却を目指しております。上場を目指していたリアブロードは新型コロナの影響で海外留学のキャンセルなど多大な影響も出始めており、当初想定の来年春は厳しくなってきたようですので、引き続きコロナの状況とあわせ、動向をフォローしていきたいと思います。

5/20には、第三者割当による第11回新株予約権の発行及び信託型新株予約権インセンティブプランの導入を発表。同新株予約権は、同社の業績拡大及び企業価値の増大を目指すに当たり、同社取締役及び従業員の一体感と結束力をさらに高め、より一層意欲及び士気の向上を図ることを目的として発行されるものですので、株主と役職員等の利害関係を一致させることで、株主価値の向上が見込めそうですね。

目先は防災対策関連としてのテーマ性にも注目しておきたいところです。昨年の台風19号などでは、ガラス、水漏れ、アンテナ工事などの需要が高まったようですが、自然災害は地域ごとで被害が偏在するなか、同社は全国に加盟店があるため、被災地外から被災地案件を獲得できる点も強みです。

11日には、九州北部や北陸、関東甲信、東北地方などで梅雨入り、台風など自然災害が意識される季節となりましたので、皆様も自然災害には十分留意していただきながら、関連銘柄もチェックしてくださいね。

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