コーポレートTシャツと株価の関係
アレス投資顧問のコーポレートTシャツが完成しました。カラーバリエーションはホワイト、ネイビー、グレーです。ロゴはプリントではなく刺繍で、「7453 良品計画」の無印良品が展開する刺繍工房で作成してもらいました。
作成した理由は3つあります。アレス投資顧問はコンセプトが「会える投資顧問」で、最近は投資セミナーなどに登壇する機会も増えてきました。残念ながらコロナ禍でお客様にお会いさせていただく機会は減ってしまいましたが、それでもお会いさせていただく際に、昨今の猛暑ではスーツは双方にとって暑苦しいのではないかと思いましたので、涼しげで、それでいてアレスらしさを感じ取ってもらいたい、というのが1つ目の理由です。
2つ目の理由は、単純に自社のロゴが好き！ということです。そして3つ目の理由が、従業員エンゲージメントの向上です。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、政府からの要請などもありテレワークが広がりつつありますが、一方で従業員のモチベーション維持やエンゲージメント向上などは新たな経営課題となりつつあります。
従業員エンゲージメントが業績に与える影響の考察として、ハーバード・ビジネススクールのへスケット教授らが提唱した、「サービスプロフィットチェーン」があります。
これは顧客接点の最前線にいる従業員の満足度(ES：Employee satisfaction)向上がサービス水準を高め、それが顧客満足度(CS：Customer satisfaction)を高めることにつながり、最終的に企業利益を高める。さらにその高めた利益で従業員満足度を更に向上させることで、より良い循環につながるという考えです。
コーポレートTシャツがどこまで従業員エンゲージメント向上に寄与するかという面もありますが、スタートアップ企業ではコーポレートTシャツを作っている企業が多いです。例えば、「3994 マネーフォワード」、「4480 メドレー」、「4478 フリー」などでは作成過程がネットでも公開されておりますが、3社ともコロナ禍にありながら直近の決算が大幅増収となり、今月3社の株価が上場来高値を更新しているのは無関係ではないのではないでしょうか。投資先を選別する際の、定性的なデータとして活用してみるのも面白そうです。
アレス投資顧問でも、従業員エンゲージメントを高めながら、皆様へのサービス向上に努めてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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