資産運用業フォーラムに参加しました！
先日、投資信託協会と日本投資顧問業協会が共催で行う初めての企画「資産運用業フォーラム～資産運用業の社会的使命と役割～」に参加しました。
アレス投資顧問も所属している日本投資顧問業協会の大場昭義会長の開会挨拶から、内閣府の赤澤亮正副大臣の挨拶と続き、大手資産運用会社の代表によるパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションでは、各社の代表が資産運用会社の使命などを紹介。投資対象の企業が中長期的な価値向上によって利益を拡大させ、それに伴う配当や賃金上昇が最終的に家計にまで還元されるという一連の流れ、インベストメントチェーンを担う一員としての責務に触れている方が何人かいらっしゃいましたね。
今回のフォーラムでは、金融庁が6月に公表した「資産運用業高度化プログレスレポート2020」も話題に上りましたが、同レポートでは「運用会社としての目指す姿・強みの明確化や、目指す姿の実現に向けた取組み」が課題として取り上げられており、今後は資産運用会社にも出資している個人の方々へ向けてビジョンやミッションなどを発信していくことが重要になりそうです。
また投資信託協会が、投資を長期に続けることの重要性を発信するプロジェクト、「継続は力なり！Stay the course！」のメッセージ動画では、長期投資の重要性なども紹介されましたが、金融庁も資産形成のキーワードに、「長期」「積立」「分散」投資を挙げております。
10月に金融庁が公開した「40代投資初心者向けつみたてNISA Meetup Online」によると、国内外の株式・債券に積立・分散投資した場合の収益率（実績）では、保有期間5年だと100万円が81万円～183万円となり、元本が割れる可能性がある一方、保有期間20年だと投資収益率は2～8％(年率)に収斂。100万円が178万円～326万円になるようですので、投資を長期で継続することはやはり重要といえそうですね。
（注）1985年以降の各年に、毎月同額ずつ国内外の株式・債券の買付けを行ったもの。各年の買付け後、保有期間が経過した時点での時価をもとに運用結果及び年率を算出。
最後に、両協会の理事会で採択された「資産運用業宣言 2020 わたしたちは皆さまとともに、資産と社会の未来を創ります」が公表されて終了となりました。
アレス投資顧問では、投資を通じてお客様に「夢と安心、そして楽しさ」を届けることをミッションに掲げておりますが、改めて自社の使命、責務を考えるいい機会になったと思います。（余談ですが、劇場版「鬼滅の刃」に登場する煉獄杏寿郎の名言「俺は俺の責務を全うする！」が頭に浮かびました。）アレス投資顧問では、今後も皆様の長期的な資産形成に貢献できるよう、邁進してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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