新年あけましておめでとうございます。
昨年は新型コロナウイルスの影響もあり、大発会23,319円からスタートした日経平均株価は3月に16,358円まで急落。しかし、その後は世界的な金融緩和による過剰流動性相場の中、株価は大幅に反発し、大納会27,444円と約30年ぶりの高値で終了となりました。
年末年始も新型コロナウイルスの国内感染者数が過去最高を更新する状況の中、2021年のマーケットは本日大発会を迎えました。ワクチンへの期待もありアフターコロナへ目を向けていきたいところですが、実体経済と株価が大きく乖離しているのが現状です。
実体が株価に追いつくのか、それとも株価が実体に寄ってくるのか。金融緩和の長期化を示唆するFRBを中心に世界的なカネ余り状態に変化がないことを踏まえると一時的な株価のショックがあっても押し目買いの流れは継続すると思われます。
また、需給的に見ても、日経平均の動きと逆方向に2倍の価格変動がある、「1357 日経ダブルインバース」が商いを伴って急落。年末の29日には489円まで下落、上場来安値を付けました。相場下落を見込んで日経ダブルインバースに買いを入れていた個人投資家から損失覚悟の投げ売りが膨らんでおり、信用買いの残高を、信用売りの残高で割った信用倍率は12/25日時点で40.69倍まで拡大。信用買い残は98,710,665口と1億は切ったものの依然として高水準となっています。株価を予測することは難しいですが、流れに乗ることは可能です。
日経ダブルインバースの値動きは、逆張りで辛い時期を過ごした投資家が多いことを示唆しておりますが、今の相場では素直にトレンドについていくことが勝利の近道になるのではないでしょうか。世界的な過剰流動性相場の継続や政局不安がなければ、日経平均は大台の3万円越えも夢ではないですし、引き続き国策テーマなどに絡んだ個別材料株に資金が流れてくる動きは変わらないと現時点では判断します。
弊社アレス投資顧問もおかげさまで創立4年目を迎えました。更にお客様に喜んでいただけるよう、サービスの向上に努めて参ります。今年もミッションである「夢と安心、そして楽しさを」お届けできるよう、弊社一丸となって頑張っていきますので、今年もアレス投資顧問に期待していただければ幸いです!本年もどうぞよろしくお願い致します。
アレス投資顧問株式会社 代表取締役社長CEO 阿部 隆
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