関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2024.04.22 10:36 / [現在値] 2,879円 [前日比] 44.5円 [出来高] 347,400株
CO2吸収・固定型コンクリート専用の製造実証プラントを建設、運用開始を19日に発表しております。同事業は、NEDOのグリーンイノベーション基金事業「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」の一環です。
実証プラントにより、CO2の排出量削減、固定、吸収に資する多種多様な材料で構成するコンクリートを、実規模で容易に試験製造が可能になります。また、同プラントには、コンクリートの製造に必要な水や電力の使用に伴うCO2排出量を検証できる設備も備わっており、コンクリートの製造過程で発生するCO2の総排出量を正確に把握することができ、CO2を効果的に低減するための技術開発も可能となります。
2024.03.27 09:55 / [現在値] 6,585円 [前日比] 50円 [出来高] 677,200株
ベトナム北部ハイフォン市において、「1812 鹿島建設」の現地合弁会社であるIndochina Kajima Development社が推進する賃貸工場開発事業に参画すると26日に発表しております。
同社では、海外不動産分野において、今後も成長が見込まれる東南アジアを米国に次ぐ注力エリアと位置づけております。これまで30年以上にわたるインドネシアでの工業団地事業をはじめ、国内外で幅広く産業系不動産※事業を手掛けてきましたが、今回のベトナムでの賃貸工場開発事業への参画を契機に、今後より一層東南アジアにおける産業系不動産事業の展開に注力する方針です。
また、建設・不動産分野における優良企業群とのアライアンスの強化を図っており、東南アジアにおける産業系不動産事業を今後より一層拡大する方針です。
2024.03.15 12:54 / [現在値] 3,081円 [前日比] 55円 [出来高] 681,600株
技術研究所の隣接敷地において、「CUCO-SUICOMドーム」の試験施工を完了し、世界初となる環境配慮型コンクリートドーム建設の施工法を確立したと発表しております。
環境配慮型コンクリートには、同社らが開発した低炭素型コンクリート「ECMコンクリート」と、CO2を吸収・固定して固まるカーボンネガティブコンクリート「CUCO-SUICOMショット」を採用。これにより、従来のコンクリートと比べて、「CUCO-SUICOMショット」で107%、「ECMコンクリート」で60%、合計70%のCO2を削減できたことを確認。この結果を踏まえて、ブロンズパートナーとして4月から万博会場内での「CUCO-SUICOMドーム」の建設工事に着手します。
建設業に関わるCO2排出量は全産業の約4割を占めておりますので、万博を契機に「CUCO-SUICOMドーム」への関心も高まることになりそうです。
2024.02.20 09:38 / [現在値] 2,817.5円 [前日比] -26円 [出来高] 219,700株
地熱発電事業のゲームチェンジャーと成り得るカナダのスタートアップ企業「Eavor Technologies Inc.(エバーテクノロジーズ:Eavor社)に出資したと19日に発表しております。
Eavor社は、クリーンで信頼性が高く、安価なエネルギーが地球規模で供給される未来を創造することを目指し、石油・ガス井掘削技術と同社の新たな独自技術を組み合わせた「Eavor-Loop(エバーループ)」を開発。
「Eavor-Loop」は、地熱開発にかかるコストと時間を削減し、開発可能域を拡げる、地熱発電事業のゲームチェンジャーとなる可能性を秘めた技術で、同社は出資を通して、地下エンジニアリングに強みを持つグループ会社のケミカルグラウトをはじめ、グループ全体で、地熱発電事業に関する知見や「Eavor-Loop」技術の獲得、およびその展開に取り組む方針です。日本は地熱資源が世界第3位とポテンシャルが高くだけに国内での勝機も拡大が見込めそうです。
2024.01.26 12:56 / [現在値] 2,593円 [前日比] -52円 [出来高] 1,104,500株
「1813 不動テトラ」と、カーボンネガティブコンクリートを市中のレディーミクストコンクリート工場において製造・出荷し、熱海ビーチラインの屋外製造ヤードで打設から脱型、炭酸化養生までの一連の作業を行い、消波ブロック「CUCO®-SUICOMテトラポッド」(CUCOテトラ)を製造したと25日に発表しております。
これにより、製造段階で排出されるCO2を一般的なコンクリートで製造されるテトラポッドと比較して112%削減することに成功。また、同社が培ってきた炭酸化養生技術によりCUCOテトラ表面を低アルカリ化し、より環境に優しいコンクリートを実現。
今後、NEDOと、同社が幹事会社のNEDOグリーンイノベーション基金事業「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発」プロジェクトを実施するコンソーシアムCUCOは、CUCOテトラの早期の社会実装を目指します。
2023.11.22 12:49 / [現在値] 2,309.5円 [前日比] 31.5円 [出来高] 687,500株
古河ロックドリルと共同で、山岳トンネル工事におけるロックボルト工のうち、位置への誘導から穿孔、モルタル注入、ボルト挿入までの一連作業を自動化する「2ブームロックボルト施工機」を開発したと21日に発表しております。
同機を施工位置に配置するだけで、所要の数量、間隔でのロックボルト工の一連作業を自動で行うことが可能になりますが、これらの作業の自動化は世界初です。
同機を、次世代の山岳トンネル自動化施工システム「A4CSEL for Tunnel」の実証実験を行っている神岡試験坑道に導入した結果、施工速度および精度を確保したうえで、作業員の苦渋作業の軽減と、安全性の飛躍的向上を実現。今後、他の山岳トンネル工事に導入することで、ロックボルト工の安全性および生産性のさらなる向上を目指します。
2023.10.16 10:37 / [現在値] 2,398.5円 [前日比] -40.5円 [出来高] 578,800株
成瀬ダムで自動化施工システムによる「現場の工場化」を実現したと13日に発表しております。同社では、建設業界の積年の課題である「人手不足・熟練労働者不足への対応」、「生産性向上」、「労働災害撲滅」を目的に、建設機械の自動運転を核とした自動化施工システムA4CSELを開発し、15年から、ダム工事を中心に6件の現場に導入しております。
今後も、建設機械の自動運転機能および性能の向上、ならびに自動化機種の増強によって、適用工種や作業を拡げるとともに、A4CSELを現場規模や使用条件に合わせて、出来るだけ多くの現場に適用するための検討を進める方針です。
2023.10.11 09:48 / [現在値] 2,474.5円 [前日比] 4.5円 [出来高] 262,700株
「7203 トヨタ自動車」、NIPPO、東京都市大学、カリフォルニア大学バークレー校と共同で、将来の新たなモビリティサービスの提供や自動運転社会の到来を見据え、センシング機能を有する道路、スマートロードの開発に着手したと10日に発表しております。
スマートロードとは、 ICT・DXによって、安全・安心な通行確保、効率的な交通管制など高度利用が実現された道路です。同社の技術研究所敷地内に、光ファイバセンサを埋め込んだ試験舗装フィールドを構築し、道路上の歩行者や自転車などの移動体の位置を、同センサで検知したデータにより自動追跡できることを確認しておりますので、社会実装に向けて注目も集まることになりそうです。