関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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25日前場の日経平均は5日ぶり反落。前週末の米国株式市場でダウ平均が5日ぶりに下落した流れを受け、東京市場も売り優勢で取引がスタート。為替の円安進行に一服感があり、日銀による円買い介入への警戒感から、自動車など輸出関連株などが軟調に推移。米長期金利が日本時間25日午前の取引で上昇していることから先物にも売りが出て、日経平均は安値圏で前場の取引を終えております。
日経平均:40,621.24円(-267.19円)
TOPIX:2,790.78イント(-22.44イント)
グロース250指数:754.71ポイント(-0.51ポイント)
ドル円:151.070円
東証プライムの売買代金は概算で2兆2571億円、売買高は8億3401万株。東証プライムの値下がり銘柄数は1101、値上がりは491、横ばいは60。
2024.01.04 10:06 / [現在値] 1,348.5円 [前日比] 12円 [出来高] 273,300株
持続可能な製品の国際認証に基づいたマスバランス方式を適用し、環境配慮型の原料を用いた炭素繊維「テナックス」の生産と販売を開始します。炭素繊維は、「軽くて強い」素材として航空機や自動車、スポーツ用品など幅広い用途で使用されておりますが、近年、製品のライフサイクル全体を通じた温室効果ガス(GHG)の排出量削減のニーズが高まっており、炭素繊維が関わるサプライチェーン全体においても製造工程における環境負荷の低減が求められています。
同社では、環境配慮型の製品の生産・販売体制を強化すべく、海外の拠点についてもISCC PLUS認証の取得に向けた活動を進めておりますが、欧州の拠点では24年度初旬の認証取得、米国の拠点では24年度中の認証取得を計画しておりますので、グローバルでの需要取り込みが見込めそうです。
2023.01.20 09:42 / [現在値] 18,345円 [前日比] -125円 [出来高] 96,900株
「3401 帝人」と、自転車フレームに用いられるリサイクル炭素繊維の「資源循環における環境価値化実証プロジェクト」を開始したと19日に発表しております。「実証プロジェクト」後、資源循環における環境価値化プラットフォームの実装・導入を進め、2023年度に事業化を目指します。
今後も同取り組みに賛同したパートナー企業や団体との議論および実証などを進め、自転車フレームのみならず、他産業でもリサイクル市場の発展に取り組みますので、素材産業起点でのサーキュラーエコノミーの実現につながりそうです。
2022.12.08 10:22 / [現在値] 1,296円 [前日比] -4円 [出来高] 140,800株
傘下の帝人フロンティアが、従来品より海洋・河川や土壌中での生分解速度が速く、生分解性と実用性を両立するPLA(ポリ乳酸)樹脂を開発したと7日に発表しております。
マイクロプラスチックの削減につながるほか、植物由来成分を原料としており、商品のライフサイクルの期間内でのCO2の排出量の削減も見込めます。
グローバルインフォメーションでは、PLA(ポリ乳酸)の市場規模は、21年の10億米ドルからCAGR12.2%で成長し、26年には19億米ドルに達すると予測しておりますので、収益貢献も期待できそうです。
2020.07.21 12:56 / [現在値] 3,490円 [前日比] -10円 [出来高] 2,106,100株
20日、「3401 帝人」と新素材の研究開発におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けた協創を開始すると発表。同社のIoT基盤「Lumada(ルマーダ)」を活用しますが、今後はウィズコロナを前提としたニューノーマルの時代において求められる、デジタル化の潮流をとらえ、両社でデータ駆動型の研究開発の加速に向けた新たな枠組みも検討する方針です。
先週、ルマーダを活用した「6367 ダイキン」との協創実用化も発表しておりますが、成長戦略の核に据えるルマーダによる協創が広がれば、同社の競争力を高めることになりそうですね。
2020.01.27 12:24 / [現在値] 1,977円 [前日比] -35円 [出来高] 337,200株
世界的に注目され、問題視されている海洋プラスチックごみですが、その原料のポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂を分解する初の微生物が日本で見つかり、プラごみ問題に挑む世界の研究者の注目を集めているとの記事が出ております。
この微生物「イデオネラ・サカイエンシス」は、京都工芸繊維大学の小田耕平名誉教授が05年に分離に成功し、16年に命名しましたが、同研究には同社も参加しており、今後実用化に向けた取り組みに期待がかかりますね。SDGs、ESGの観点からも関心が高まることになりそうです。