関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
日本投資顧問業協会 会員番号 第012-02842号
こちらの情報は「無料メルマガ」にご登録頂ければ無料でご覧頂くことができます。
場中にアレスが注目する銘柄、お客様からのお問い合わせが多い銘柄などを中心に銘柄情報を発信!「株ソムリエ」とは?
2024.03.29 10:02 / [現在値] 4,568円 [前日比] 85円 [出来高] 949,100株
東予工場とニッケル工場内に、使用済みのリチウムイオン二次電池(LIB)などから銅、ニッケル、コバルト、リチウムを回収するリサイクルプラントを建設することを決定したと28日に発表しております。
プラント建設は24年度中に開始し、26年6月の完成を予定。設備能力(原料処理量)はLIBセル換算で年間約1万トンを計画しています。また、同プラントの建設にあわせて、使用済みLIBリサイクルのサプライチェーン構築に向けたパートナーシップ協定を、主要リサイクル事業者各社と締結。これを契機に、各社と協力しながら使用済みLIB集荷体制に関する検討を加速させる方針です。
2024.01.16 10:42 / [現在値] 4,179円 [前日比] -79円 [出来高] 401,600株
NIMS発ベンチャー企業のプリウェイズ、エヌ・イー ケムキャットと、フィルムなどの基材の上に印刷技術で電子回路やセンサーを形成する「プリンテッドエレクトロニクス」の市場創出を加速させる厚膜導電性インクを共同開発したと発表。同社とプリウェイズは、1/ 24から開催される展示会「第38回 ネプコン ジャパン」に開発品を出展し、マーケティング活動を本格化させます。
電子基板製造においてプリンテッドエレクトロニクスは、金属膜から不要な部分を除去して電子回路を形成する従来の技術(サブトラクティブ法)と異なり、必要な部分にのみ電子回路を印刷して形成できる(アディティブ法)ため、金属材料の使用量、環境負荷、製造コストなどの低減が期待されている技術です。また、固い基板(リジッド基板)のみならず柔らかいフィルム(フレキシブル基板)にも自由に電子回路を形成することができるため、次世代デバイスを実現する配線技術としても期待されています。
Panorama Data Insights Ltd.では、プリンテッドエレクトロニクスの世界市場は、22年から30年までの予測期間に年平均成長率(CAGR)19%で成長し、30年に473.7億米ドルに拡大すると予測しておりますので、収益貢献も期待できそうです。
2023.12.27 12:32 / [現在値] 4,235円 [前日比] 48円 [出来高] 365,500株
26日、カーボンニュートラルに向けた中間目標とロードマップを公表しております。2030年度に向けた削減目標を「GHG排出量を2013年度以下に抑える」から「GHG排出量を2015年度比38%以上削減」に変更。
従来から実施している省エネ・高効率化の徹底だけではなく LNG・バイオ燃料への転換の拡大、再生可能エネルギーの利用、カーボンクレジットの利用も含め具体的な施策を検討し定量的な目標としておりますので、機関投資家からの評価にもつながりそうです。
2023.11.15 08:55 / [現在値] 4,242円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
南米の塩湖かん水(塩分を含む天然水)からリチウムを回収する新しい技術の実証試験を、2023年中にチリ共和国で開始すると発表しております。同技術は「直接リチウム抽出法(Direct Lithium Extraction)」と呼ばれ、従来法と比べて短期間かつ環境負荷の低い方法でリチウムを回収することを可能にする技術です。
現在は不純物が多くリチウム回収が難しい塩湖からもリチウムを抽出できるようになる可能性があり、リチウム資源の安定調達に寄与することが期待できます。
同社では、は「2030年のありたい姿」に向けて達成すべき重要課題の一つとして「非鉄金属資源の有効活用」を掲げておりますが、政府もリチウムなどの重要鉱物の鉱山開発や製錬事業の補助に動いておりますので、同技術の実用化には注目も集まることになりそうです。
2023.08.01 14:11 / [現在値] 4,943円 [前日比] 29円 [出来高] 784,500株
同社と三菱ガス化学の合弁会社グラノプトが、光通信市場の成長に伴う光アイソレータ―用途が主体であるファラデーローテータ(FR)の需要の増加に対応するため、新工場を建設したと7/31に発表しております。
グラノプトはFRの世界トップシェアを誇りますが、5G基地局やデータコムインターコネクトが需要のけん引役となり、FR需要は将来的に大きな伸びが期待されますので、新工場建設で拡大する市場の取り込みが見込めそうです。
2023.06.23 09:10 / [現在値] 4,694円 [前日比] -44円 [出来高] 182,900株
同社が使用済みの二次電池から回収したニッケルおよびコバルトを使用し、欧州電池規則案のリサイクル利用率を上回るリチウムイオン二次電池用正極活物質について、ユーザーであるプライムアースEVエナジーでの電池性能評価に合格したと22日に発表しております。
EVなどに用いられる銅・ニッケル・コバルト・リチウム等の需要は拡大していますが、これらの資源の産出地域や抽出技術の所在が偏っているなかで、これまで以上にリサイクルを活用した資源循環が求められています。
政府はグリーンイノベーション基金などを活用し、蓄電池材料として再利用可能な品質、かつ競争力のあるコストで、リチウム70%、ニッケル95%、コバルト95%以上を回収可能なリサイクル技術を開発を推進しておりますので、同分野での同社の存在感も高まることになりそうです。
2023.04.13 09:10 / [現在値] 5,178円 [前日比] -5円 [出来高] 125,400株
電池材料事業の拡大に資する高性能かつ低コストの正極材料およびその製造プロセスを開発する研究開発基盤を強化するため、パイロット設備導入と電池研究所第2開発棟の建設を決定したと12日に発表しております。
新プロセスのパイロット設備は、経済産業省のグリーンイノベーション(GI)基金事業の助成対象になっており、全固体電池用正極材料をはじめとする次世代正極材料および新しい製造プロセス開発を⽬指したパイロット規模での実証試験に取り組みます。
今後も、顧客の要望や市場需要を見極めながら適切なタイミングで投資を行い、27年中期経営計画(対象年度:28年度~30年度)における電池材料事業の目標「電池正極材・月産1万5,000トン体制の構築」を目指します。
2022.07.25 13:48 / [現在値] 4,106円 [前日比] 6円 [出来高] 1,129,600株
100%子会社サイコックスが、8インチ貼り合せSiC基板開発ラインを新設すると22日に発表しております。25年には既存の6インチ貼り合わせSiC基板量産実証ラインと合わせて、月産1万枚(6インチ換算)を目指します。
SiCは主に電力を制御する用途で使用されるパワー半導体に使用される半導体材料で、EVの航続距離向上も後押しできる優れた材料として、注目されておりますが、SiCパワーデバイスの市場は25年に21年比5倍の3,500億円前後の規模に成長するとの推測もありますので、収益貢献も期待できそうです。