関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2022.10.19 09:12 / [現在値] 832円 [前日比] 0円 [出来高] 100,400株
同社は、中国科学技術部が実施する「2021 年度中華人民共和国科学技術部日中連携事業(第2期)」で、「食品・繊維系廃棄物からのエタノール発酵の技術および実証プロジェクト」をテーマに採択されておりましたが、中国側パートナーおよび協力機関の間で共同実証に関する契約が成立し、北京市で廃棄物の適正処理・資源化システムの実証事業を行うことが決定したと18日に発表しております。
厨芥類やリサイクルに適さない紙類からバイオエタノールを製造します。今回の実証事業後は、廃棄物の分別強化により厨芥類の適正処理が大きな課題となっている中国都市圏へのシステム提案、導入を図りつつ、将来の潜在的な課題を抱える地方への事業展開、さらには同様の潜在的な問題を抱える東南アジアなどへの事業展開も目指す方針です。
グローバルインフォメーションでは、バイオエタノールの世界市場は、20年の約300億米ドル規模から、予測期間(21年~27年)に2桁の成長を予測しておりますので、拡大する市場の取り込みが期待できそうです。
2022.10.13 09:13 / [現在値] 807円 [前日比] -2円 [出来高] 92,100株
埼玉県久喜市よりごみ処理施設整備運営事業を DBO(Design/Build/Operate:設計/建設/運営)方式で受注したと12日に発表しております。既存施設の老朽化に伴い、新たにごみ処理施設とリサイクル施設を建設。建設後は、同事業のために設立された特別目的会社により20年間の施設運営を行います。
国内のごみ焼却施設は現在約1,000施設が稼働しており、稼働後20年以上経過した施設が6割を超えるとのデータもあるなど、老朽化が進んでおりますので、今後の受注も見込めそうです。
2022.09.16 13:04 / [現在値] 1,727円 [前日比] 17円 [出来高] 112,700株
千葉県市原市における「TRE環境複合事業(仮称)」構想を15日に発表しております。4つの新規事業(①産業廃棄物破砕選別・再資源化事業、②廃棄物焼却・発電事業、③金属資源高度選別事業、④廃プラスチック高度選別・再商品化事業)について、近隣のグループ主力リサイクル工場等と連携して、一体的な事業化を図ります。
事業構想の総投資額は300億円を見込み、事業の中核を担う設備・プラント等は25年から27年までに順次操業を目指し、本格稼働後の年間売上高は120億円、と今期売上高予想(942億円)の8分の1程度を想定。
同日、山形大学、日本大学と、再生骨材・砕石等のリサイクル製品の製造工程における、CCUS技術開発に関する共同研究契約の締結も発表しております。上記の②廃棄物焼却・発電事業では、「7004 日立造船」との合弁事業として日立造船のCCU及びCCUS技術活用等も想定した、グループ初となる廃棄物の焼却処理・発電事業も行いますので、カーボンニュートラルに向けて商機も広がることになりそうです。
2022.09.06 08:25 / [現在値] 878円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
「9501 東京電力HD」、「3402 東レ」などと、グリーンイノベーション基金事業第1号案件として、NEDOの採択を受け、コンソーシアム「やまなし・ハイドロジェン・エネルギー・ソサエティ(H2-YES)」を構成し、大規模P2Gシステムによるエネルギー需要転換・利用技術開発を推進しておりますが、5日、山梨県とサントリーホールディングスが、環境調和型の持続可能社会に向け共同で取り組むことに合意し、新たに開発する大規模P2Gシステムの実証地を、山梨県北杜市内の、サントリー天然水 南アルプス白州工場及びサントリー白州蒸溜所とすることになっております。
白州工場への導入は24年度末、設備の規模は国内最大となる16MW(メガワット)級を予定しており、完成後は世界トップクラスのグリーン水素の製造・利用拠点となります。
H2-YES加盟者は引き続き密に連携し、カーボンニュートラル社会の実現に向け、固体高分子(PEM)形水電解によるグリーン水素製造の技術開発に加え、その需要拡大に対しても、積極的に取り組む方針ですので、同社の商機も広がることになりそうです。
2022.08.10 13:24 / [現在値] 824円 [前日比] -4円 [出来高] 246,300株
環境省は9日、令和4年度「我が国循環産業の戦略的国際展開による海外でのCO2削減支援事業」の一次選定結果を発表しておりますが、同社のマニラ首都圏マニラ市における廃棄物焼却発電事業も選定されております。
同社では中期経営計画で、廃棄物発電については、国内事業の更なる展開、海外PPP事業の積極展開に取り組んでおりますが、政府と二人三脚での海外展開の加速も期待できそうです。
2022.07.22 13:55 / [現在値] 2,945円 [前日比] 44円 [出来高] 14,700株
「7004 日立造船」が提供を開始した船舶データ解析のためのウェブアプリケーションサービス「HiZASⓇVDA(Vessel Data Analysis)の開発プロジェクトに、開発支援企業として参画したと発表しております。
「HiZASⓇVDA」の開発における技術選定からシステムの実装、さらにサブスクリプション型SaaSビジネスの構築に関する知見の提供を通じ、同サービスの推進を支援。「HiZASⓇVDA」は、今後さまざまな機能拡張を実施予定としており、同社も継続して開発支援に参画しますので、収益貢献も期待できそうですね。
2022.07.15 14:21 / [現在値] 816円 [前日比] -5円 [出来高] 278,900株
フランスでボイラーサービスを手掛ける「EST Industries」の株式の40%取得を13日に発表しております。「EST Industries」は、ごみ焼却発電プラント向けのボイラーシステムの製造や組み立て、メンテナンス、基幹改造などのサービスを手掛けており、フランスではごみ焼却発電プラント向けボイラーサービスのリーディングカンパニーです。
今回の株式取得で欧州でこれまでに建設したごみ焼却発電プラントをベースに、アフターセールス・サービス事業を拡充させる方針ですので、グループの長期ビジョン「Hitz 2030 Vision」で進めるメンテナンスなどのアフターサービスの強化につながりそうですね。
2022.06.17 08:20 / [現在値] 850円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
神奈川県小田原市の環境事業センター内に国内最大となるメタネーション設備の建設工事を完成させ、実証運転を開始したと16日に発表しております。清掃工場からのCO2を利用したメタネーションは世界初で、生成されたメタンは、メタンガス利用設備で燃焼確認、発電確認をおこないます。
今回の実証試験は、環境省委託事業「清掃工場から回収した二酸化炭素の資源化による炭素循環モデルの構築実証事業」として取り組んでおりますが、同社ではこれまで国内外で約1,000件のごみ処理プラントを納めた実績もあり、既存事業とシナジー創出にもつながりそうです。