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アレスCEO阿部隆のアベブロ CEO Blog “Abeblo”

2050年の社会課題とその解決策は?

先日、「6501 日立製作所」主催イベント「Hitachi Social Innovation Forum 2019」に参加し、東原敏昭執行役社長兼CEOや、塩塚啓一執行役副社長の講演を聞かせていただきました。ロビーにはレゴで作られたアートウォールも。



同社では、IoTプラットフォーム「ルマーダ」を活用した社会イノベーションを推進しておりますが、では今後解決すべき社会課題とは何なのか?

実は一年前、2018年に開催された「Hitachi Social Innovation Forum 2018」で東原社長は、2050年の社会課題を「Crisis5.0」と名付けて、
① 人は信じるものがなくなる
② 頼るものがなくなる
③ やることがなくなる
の3つを挙げました。

京都大学で歴史、心理学などを担当する先生方との討議を重ねたとのことです。現代の人は音がしたり、臭いがすると、「なんだろう?」とそこへ行こうとしますが、バーチャルリアリティーが発達し、バーチャル化した世界では、視覚や聴覚などもバーチャルになるため、そんな中では何を信じ、何を頼ればいいのか?さらにAIロボットの普及で働く場所はどうなるのか?といった観点から探索されたようです。
そして東原社長はその解決策となる回答を1年後、今回のイベントで発表すると約束していたんですね。素晴らしい演出です。



そして1年越しの回答がこちらです。
「Imagination5.0」
「Imagination(想像力))を発揮し、自らが主体的に課題を解決していくことが、一人ひとりの生き生きとした暮らしにつながり、不安や危機を乗り越える解決策になる



東原社長は、「人間はわがままなもの。でも、相手を思いやると、幸せは呼び込める。」と発言。そして下記のスライドのメッセージ、スローガンへ続きます。







ベストセラーにもなった「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」の著書、山口周氏は、新著「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」で、『ビジネスは基本的に「問題の発見」と「問題の解消」を組み合わせることによって富を生み出しています。過去の社会では、「問題」がたくさんあったため、「問題を解ける人」が、高く評価されてきたが、今日ではこの関係が逆転、「問題が希少」で、「解決能力が過剰」になっており、「問題を見出し、他社に提起できる人」こそ、ニュータイプとして高く評価される』と指摘しております。

同社はすでに創業100周年を越え、次の100年に向けて歩みを始めておりますが、今回提示した課題解決に向けた同社の取り組みには期待したいですし、2050年の市場からも評価されるのではないでしょうか。

アレスでも、投資を通じてお客様に「夢と安心、そして楽しさ」を届けるというミッションを掲げておりますが、お客様が株式投資の際に抱える様々な課題を一緒に解決させていただきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします!

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