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アレスCEO阿部隆のアベブロ CEO Blog “Abeblo”

オリンピック開催の有無と株価動向は?プロはこう見る!

7/23(金)のオリンピック開催まで2ヶ月を切っておりますが、いまだに開催有無が不透明な状況です。株式市場でも関心の高いイベントですが、アレス投資顧問でも調査協力している、QUICK月次調査<株式>(2021年6月調査)でもオリンピック関連の質問がありましたので、一部抜粋してご紹介したいと思います。
(※株式会社QUICKは日本経済新聞社グループの金融情報サービス会社です。)

【調査期間】2021年6月1日~6月3日
【回答者内訳】証券会社:43名 生保:7名 投信投資顧問:40名 損保:1名 銀行:10名 信託銀行:5名 その他:17名


まずは開催の有無についてです。
【東京オリンピック・パラリンピックの開催はどうなる】
「観客人数を制限したうえで開催」が70%で、次に「無観客で開催」が26%、「中止」についてはわずか2%にとどまっております。

次に政権支持率への影響です。
【開催した場合の政権支持率への影響】
「支持率には影響しない」が45%とトップで、次いで「支持率が下がる」31%、「支持率が上がる」24%となっております。

【延期もしくは中止した場合の政権支持率への影響】
こちらでも、「支持率には影響しない」が38%とトップで、次いで「支持率が下がる」34%、「支持率が上がる」28%となっております。

そして気になる株価動向です。
【開催した場合の9月末の日経平均株価の水準】
「28000~30000円」が49%でトップ。次いで「30000~32000円」32%、「26000~28000円」18%です。

【延期もしくは中止した場合の9月末の日経平均株価の水準】
こちらでも「28000~30000円」が48%でトップ。次いで「30000~32000円」24%、「26000~28000円」23%です。
                『出所:QUICK月次調査<株式>(2021年6月調査)』

こうみると、オリンピック開催はほぼ織り込み済みで、開催の有無に関わらず日経平均については現状(調査初日6/1の終値28814.34円)よりやや強気の見方が優勢となっております。

株式市場は不透明感を嫌う傾向にありますので、政府には早めに開催有無を示してもらいたいと思いますが、開催するのであれば、安心・安全な大会にすべく、日本企業が誇るコロナ対策技術などを世界にアピールして、株式市場への資金流入にもつなげてもらいたいですね。

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