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アレスCEO阿部隆のアベブロ CEO Blog “Abeblo”

エスプールの決算説明会にオンライン参加!

先日、「アレスの厳選注目銘柄」として12/14に752円で登場した「2471 エスプール」の本決算説明会に参加しましたが、今回はコロナの影響もあり、Zoomウェビナーでの参加です。

20年12月期の売上高は前期比19.9%増の21009百万円、営業利益は同38.9%増の2228百万円と、過去最高を大幅に更新。人材アウトソーシングサービスで、コールセンター派遣が順調に拡大しておりますが、給付金や、GoToイベントなど政府系の受注が増加したほか、障がい者雇用支援サービスでも4Qは過去最高の受注・販売を達成。ロジティクスアウトソーシングサービスでも、巣ごもり消費拡大の追い風が続いております。

21年12月期予想は、売上高が前期比18%増の24800百万円、営業利益が同12.2%増の2500百万円と引き続き2桁増収増益見通しです。障がい者雇用支援サービスでは、法定雇用率引上げ(21年3月から2.2%→2.3%)により需要拡大が見込めるほか、関西初進出などが寄与することから、売上高は前期比27.1%増と前期(20.6%増)を超える増収を見込んでおります。

あわせて1/13に公表した「新・中期経営計画」についても説明がありましたが、2025年度の売上高は今期予想比65%増の410000百万円、営業利益は同2倍の5000百万円を計画。事業戦略の1つに、「新たな事業領域における成長機会の獲得」を掲げておりますが、現在の①ビジネスソリューション事業、②人材ソリューション事業、に続く、第3の柱、第4の柱を創り、収益力を高める方針です。

そのなかで注目なのが環境ビジネス領域で、カーボンオフセット事業などを展開するブルードットグリーンが軸となります。前回、中間決算説明会で話を聞かせてもらってから注目していた事業です。(アベブロ:https://ales-ia.com/free/contents4_details.php?NewsID=6524)

菅政権が2050年のカーボンニュートラルを目指すなか、昨年12月に公表された「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では、「市場メカニズムを用いる経済的手法(カーボンプライシング等)は、産業の競争力強化やイノベーション、投資促進につながるよう、成長戦略に資するものについて、既存制度の強化や対象の拡充、更には新たな制度を含め、躊躇なく取り組む」と明記されております。

ブルードットグリーンではこれまで、国内外のカーボンクレジット(排出権)や再エネ証書のプロバイダーとして、顧客企業のCO2削減の自主目標達成や、東京都・埼玉県における排出量取引制度など義務的目標達成の支援を行った実績があります。

このため、カーボンプライシングについては既に仲介事業者として関与しており、一定のポジションを獲得。今後は政府方針や、既に排出権の販売を仲介している顧客企業、CO2算定支援サービス・CDP回答支援サービスを提供している顧客企業からの声も踏まえ、さらに優位的なポジションを得るために仲介数量の増加や、独自のカーボンプライシングのサービス(顧客企業内のインターナルカーボンプライシング運営や独自のカーボンクレジット認証運営)の開発を進める方針です。

これまで主に排出権販売により年間約60社との取引実績があり、今期は上記に加えCO2算定支援サービス・CDP回答支援サービスの展開により100社との取引を目指しておりますので、テーマ性とあわせ、第3の柱となる成長事業として中長期での業績への貢献にも注目していきたと思います。

企業の魅力を知れば投資はもっと楽しくなります!アレス投資顧問では、投資を通じてお客様に「夢と安心、そして楽しさ」を届けることをミッションに掲げておりますが、今後も様々な企業の魅力を発掘し、皆様にお届けしていきたいと思いますので、ぜひ継続してご覧くださいね!

「2471 エスプール」を含め、気になる銘柄がございましたら、無料銘柄診断は随時受け付けておりますので、フリーコール(0120-959-089)から、お気軽にお問い合わせください。

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