関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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場中にアレスが注目する銘柄、お客様からのお問い合わせが多い銘柄などを中心に銘柄情報を発信!「株ソムリエ」とは?
2023.09.15 12:33 / [現在値] 2,521.5円 [前日比] -2.5円 [出来高] 634,900株
岐阜大学、「6331 三菱化工機」と「アンモニア・水素利用分散型エネルギーシステム」の研究開発で協働開始したと14日に発表しております。
アンモニアは早期に社会実装可能な脱炭素エネルギーおよび水素キャリアとして期待されており、アンモニア・水素利用のゼロカーボンソリューションを得ることは喫緊の課題です。しかし、産業・運輸・民生分野でのアンモニア利用の用途開発は非常に少なく、2030年社会実装を目指して早急に取り組む必要があります。今回の研究開発期間は2028年3月までを予定しておりますが、アンモニア・水素バリューチェーンの構築に向けて存在感も高まることになりそうです。
2023.06.13 13:33 / [現在値] 2,236円 [前日比] 7.5円 [出来高] 821,900株
12日、産業向け自動化ソリューション事業を手掛けるメキシコの「AMI Automation(AMI)」の株式100%取得することを決定したと発表しております。
すでに、AMIの電炉運転最適化ソリューションにより、顧客の電炉運転の高効率化、安全性の向上、省エネルギー、温暖化ガス排出量削減といった大きな付加価値の提供を開始しておりますが、株式取得によって、同社のグラファイト事業を、黒鉛電極という“モノ”の提供から製造現場のデジタル化を支援する“サービス”を提供する事業モデルへ進化させる方針です。
2023.04.05 08:53 / [現在値] 2,214円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
五井事業所(鹿島)において、半導体のパッケージング工程(後工程)で使用する接着フィルム、「ダイシング・ダイボンディング一体型フィルム」の生産能力を増強すると4日に発表しております。主にメモリ半導体向けに使われる同製品の生産は、中長期的に堅調な成長が見込まれており、こうした需要拡大に対応するため、52億円を投じてグループ全体の生産能力を従来の約1.6倍に増強。稼働開始は2026年の予定しております。
同社では、半導体材料を今後の成長を担うコア成長事業に位置付けておりますが、経済安全保障の観点から、政府も半導体サプライチェーンの国内構築を推進しておりますので、生産能力増強により旺盛な需要の取り込みが期待できそうですね。
2023.04.03 13:09 / [現在値] 2,218円 [前日比] 42円 [出来高] 711,600株
傘下レゾナックのパワー半導体向けSiCエピタキシャルウェハーが、「6902 デンソー」製のインバーターの駆動素子に採用されたと3/31日に発表しております。同インバーターは「7203 トヨタ自動車」が発表したLEXUS初のバッテリーEV(BEV)専用モデル、新型「RZ」に搭載されます。
インバーターの駆動素子へのSiCエピウェハーの採用はLEXUSとして初ですが、SiCインバーターは通常のSiインバーターに比べて損失が少なく、そのぶん航続距離を延ばすことができます。
同社では、エネルギー効率化を実現するSiCエピウェハーを次世代事業と位置づけて注力。また、グリーンイノベーション基金事業でSiCウェハの研究開発を進めておりますので、急拡大する市場の取り込んだ事業拡大が見込めそうです。
2023.01.18 08:20 / [現在値] 2,095円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
17日、自動車の電動化に欠かせない「パワー半導体」とこれをパッケージした「パワーモジュール」の材料開発を強化するため、「パワーモジュールインテグレーションセンター」の本格始動と、6G向け半導体の新材料開発に向けた、新設オープンイノベーション拠点の始動を発表しております。
2030年前後に実用化されるといわれる6Gは、世界各国で開発競争が始まっており、同社ではテラヘルツ帯を活用した高周波対応材料の開発を進めますので、35年には1兆7730億9000万米ドル規模に成長するとの予測もある巨大市場の取り込みに期待もかかりますね。
2023.01.13 08:17 / [現在値] 2,120円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
パワー半導体分野におけるグローバル企業であるドイツの「Infineon Technologies AG(インフィニオン社)」と、SiCパワー半導体に使用されるSiC材料について、新たな複数年の供給・協力契約を締結すると12日に発表。21年に締結した販売および共同開発契約を補完・拡大することで提携関係を強化します。
今回の提携により、インフィニオン社の有する幅広いパワー半導体製品への採用拡大が期待でき、同社は150mm(6インチ)の供給に加え、200mm(8インチ)の製品供給を計画しておりますので、収益貢献も期待できそうですね。
2022.12.21 12:43 / [現在値] 2,095円 [前日比] -36円 [出来高] 924,500株
21日、リチウムイオン電池(LIB)向け正負極用導電助剤「VGCF(気相法炭素繊維)」の生産能力を増強することを決定したと発表しております。
VGCFは、分散性が高い繊維のため、少量を添加するだけでLIBの高容量化、長寿命化を可能にします。また、熱伝導性も高いため、電極からの放熱を促進し、LIBの熱マネジメントに貢献しますので、電池寿命が延び、ライフサイクル全体でCO2排出量の削減も期待できます。
稼働開始は23年10月の予定ですが、今回の能力増強により生産能力は年産300トンから33%増の年産400トンになりますので、欧州自動車メーカー向けを中心に旺盛な需要の取り込みが見込めそうです。
2022.09.16 10:46 / [現在値] 2,088円 [前日比] -29円 [出来高] 484,400株
傘下昭和電工マテリアルズが、25年までに半導体パッケージ基板用銅張積層板の生産ライン・設備を導入し、生産能力を増強すると15日に発表しております。5Gやポスト5G社会を支える通信インフラ向け半導体の増加に伴う、半導体パッケージ基板の急速な需要拡大に対応することを目的としており、総投資額は約100億円を予定。今回の能力増強で、グループ全体の生産能力は従来の約2倍に増える見通しです。
同社では、コア成長事業への集中的な経営資源配分により、全社成長をけん引、世界で戦える会社の収益性および資本効率を目指す方針ですが、コア成長事業の1つに半導体材料を挙げておりますので、今回の増強効果には期待もかかりますね。