関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2023.10.03 12:54 / [現在値] 724円 [前日比] -11円 [出来高] 42,500株
「6988 日東電工」に「CO2分離膜装置」テスト機を納入したと2日に発表しております。同装置はボイラの排気ガスから低濃度CO2を直接回収する装置ですが、CO2の回収技術は貯蔵技術と併用すれば、排気ガスからのCO2削減に役立つと期待されています。
同社は、同装置で回収されたCO2からメタノールなどを合成する技術への適用も視野に入れておりますので、工場の脱炭素化に向けて導入拡大が期待できそうです。
2023.07.14 12:40 / [現在値] 701円 [前日比] -3円 [出来高] 46,800株
SAF(持続可能な航空燃料)の原料用バイオエタノールを蒸留する際のCO2排出をゼロにする「省エネ型ヒートポンプ式バイオエタノール蒸留装置」の販売を開始すると発表しております。
同装置はボイラ蒸気を不要とし、電力のみで蒸留を行います。ヒートポンプが装置から排出される低温レベルの熱を回収し、有効エネルギーとして再利用。同社独自のシステムにより高レベルの省エネルギーを実現します。再生可能エネルギー由来の電力を使用することで、CO2排出量がゼロとなります。
国土交通省が2030年に「本邦エアラインによる燃料使用量の10%をSAFに置き換える」という目標を定め、SAF導入・普及を推進するなか、同装置のニーズも高まることになりそうです。
2022.04.19 10:15 / [現在値] 820円 [前日比] 5円 [出来高] 149,700株
昨年2月に、高COPヒートポンプを導入することで大幅なCO2削減と省エネを実現する蒸発装置「省エネ型ヒートポンプ式低温蒸発装置」を発表しておりましたが、今年3月に本装置が特許を取得したと18日に発表しております。
すでに同装置では受注実績があり、今後も積極的に受注活動を行う方針ですが、地球温暖化対策として、化学業界において4割のエネルギーを消費する「蒸発・蒸留」工程に関し、CO2削減および省エネ化ニーズは高まっておりますので、受注拡大も期待できそうですね。
2021.11.18 12:50 / [現在値] 914円 [前日比] 69円 [出来高] 2,738,200株
電化によるCO2排出ゼロ工場への変革をテーマに『工場排熱利用と熱の再利用によるオール電化システム』を発明したと17日に発表しております。同システムのフローとシミュレーションプログラムを開発し、特許を出願。
これまでヒートポンプの採用が困難とされていた不連続でエネルギーの需給がランダムとなるケースにおいて、効率よく熱を回収することが可能です。
地球温暖化対策の観点から化石燃料由来のボイラ蒸気をゼロにして、再生可能エネルギー由来の電力などに置き換えることによりCO2排出ゼロへの貢献が見込めますので、カーボンニュートラルに向けて収益貢献が見込めそうです。
2021.03.25 12:26 / [現在値] 2,289円 [前日比] -41円 [出来高] 48,300株
24日、「7203 トヨタ自動車」、「7202 いすゞ自動車」、「7205 日野自動車」が商用事業でCASE対応を加速させるための協業を発表。小型トラック領域を中心に、EV・FCV、自動運転技術、電子プラットフォームの開発に共同で取り組みます。車両コストの低減をはかるとともに、福島県における水素社会実証へのFCトラックの導入をはじめ、インフラと連携した社会実装を進め、普及に向けた取り組みを加速させる方針です。
同社の筆頭株主は日野自動車で、2月には同社のモーター、バッテリーパックが搭載された日野自動車の大型ハイブリッドトラックが「省エネ大賞 経済産業大臣賞(輸送部門)」を受賞しております。
水素分野では、「6378 木村化工機」、岐阜大学と、ヒートポンプ式蒸留法とプラズマメンブレンリアクター水素製造装置(H2 Harmony)および燃料電池発電システムをコンバインドし、低濃度アンモニア水から高純度水素を製造し燃料電池で発電する実証に世界で初めて成功した実績もありますので、今回の大手3社の協業は商機拡大につながりそうですね。
2020.12.24 08:54 / [現在値] 541円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
12/24の日経新聞が、「脱炭素、2050年へ政府計画、洋上風力4500万キロワットに、原発新型炉を開発。(中略)水素とアンモニアは火力発電の燃料として活用する。水素の消費量は50年までに年2000万トン程度と、単純計算で国内全体の設備容量の2割程度にする。アンモニアは30年までに火力発電の20%で使う方針だ。」と報じております。
同社は昨年11月、「6901 澤藤電機」、岐阜大学と共同で、世界初となる低濃度アンモニア水から高純度水素を製造しての燃料電池発電に成功しております。もともと原発関連のテーマ性は備えておりますが、脱炭素関連として改めて注目が集まります。