関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2024.01.29 13:31 / [現在値] 893.6円 [前日比] 6.6円 [出来高] 2,546,600株
ポリカーボネート樹脂ケミカルリサイクルの世界初の事業化に向け、東京海上日動およびABTと共同で、使用済み自動車のヘッドランプからポリカーボネート樹脂(PC樹脂)を回収するためのスキームについて、1月から関東地区で実証実験を開始すると発表しております。
同社ではより高品質なリサイクルPC樹脂を再生することができるケミカルリサイクル技術の確立だけではなく、リサイクルシステムの構築も目指しておりますが、Mordor Intelligenceでは、ポリカーボネート市場規模は、予測期間(24年~29年)中に6.88%のCAGRで成長し、29年までに288億4,000万米ドルに達すると予測されておりますので、事業化に向けて注目も集まることになりそうです。
2023.10.26 12:33 / [現在値] 840.2円 [前日比] -6.7円 [出来高] 1,614,600株
「7267 ホンダ」と共同で自動車ボディ部品用PMMA(ポリメチルメタクリレート:アクリル樹脂)材料を開発していると26日に発表しております。10/28から11/5に開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」のホンダブースで、開発品を使用したコンセプトモデル「SUSTAINA-C Concept(サステナ・シー コンセプト)/Pocket Concept(ポケット コンセプト)」が展示されます。
同樹脂材料は、アクリル樹脂にゴム粒子をコンパウンドすることで、自動車ボディに求められる耐衝撃性の向上を図っておりますが、アクリル樹脂は透明性が高く、さまざまな色に調色できるため、着色剤を配合するだけで光沢のある表面を作ることができます。塗装工程が不要となることで、その工程で発生するCO2排出量削減にもつながります。
またアクリル樹脂は加熱により高収率でアクリル原料に分解できるリサイクルに適した樹脂ですが、実証したリサイクル技術における製品ライフサイクル全体のGHG排出量は、従来品よりも50%程度削減できると見込んでおります。
2023.10.19 08:48 / [現在値] 894.8円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製の自動車部材製造販売会社であるイタリアの「C.P.C. SRL(CPC社)」の全株式を取得することが決定したと18日に発表しております。
17年にCPC社に出資しましたが、今回の全株式取得により、垂直統合したサプライチェーンの強化・拡大を図り、炭素繊維事業の長期的な成長を加速させる方針です。
燃費規制やCO2排出量の削減強化を背景に自動車軽量化が重要な課題となっており、軽量化に貢献するCFRPは世界の自動車市場で関心が高まっています。富士経済研究所では、自動車用途のCFRP市場は2035年に2020年比8.9倍の5660億円まで拡大すると予想しておりますので、拡大する市場の取り込みが期待できそうです。
2023.10.18 12:54 / [現在値] 896.3円 [前日比] -7.3円 [出来高] 1,757,000株
海洋での分解性が乏しいポリブチレンサクシネート(PBS)を分解する海洋細菌を新たに発見したと発表しております。既知のPET分解酵素の構造と極めて類似しており、同酵素によるPET分解能も期待されます。
また、持続可能な社会形成に資するプラスチックリサイクルのさらなる発展や、海洋環境におけるPBS分解促進化技術開発への貢献にもつながりそうです。
2023.08.04 12:36 / [現在値] 847.9円 [前日比] 5.7円 [出来高] 3,188,100株
ガンマブチロラクトン(GBL)の生産能力の増強を決定したと3日に発表。増強能力は2,000t/年で、24年7月の稼働を予定しております。
GBLはコンデンサ用電解液や半導体洗浄、N-メチル-2-ピロリドン(NMP)の原料等の用途に使用されている高純度溶剤です。NMPはリチウムイオン電池材料や、半導体洗浄等の用途に使用されており、同社グループは国内唯一のGBL・NMPメーカーとして、国内市場においてトップシェアを誇っています。
リチウムイオン電池や半導体市場は今後も継続的な成長が見込まれておりますので、生産能力の増強で旺盛な国内需要の取り込みにつながりそうです。
2023.06.23 13:51 / [現在値] 3,040円 [前日比] -45円 [出来高] 643,000株
「4188 三菱ケミカルグループ」、共栄社化学の3社で、包装材料の製造工場から排出される廃プラスチックを水平リサイクルすることを目的とする、マテリアルリサイクル生産プロセスを共同開発する契約を3月に締結しましたが、生産実証プロセスの原理検証機の導入を含む、マテリアルリサイクルの生産プロセスの実証試験を6月より開始と発表しております。
今回プロセス開発するマテリアルリサイクル技術は、プラスチック複合素材の包装材料を剥離・脱墨・分離し、素材別の樹脂として取り出すことが可能です。
分離して取り出された各々の樹脂は品質劣化が少なく、リサイクル樹脂として洗剤やシャンプーなどのトイレタリー製品や食品の包装材に使用するフィルムの原料としての利用を検討。マテリアルリサイクルされたプラスチックフィルムの生産プロセスを開発し、27年度の社会実装を目指します。
2023.03.16 13:55 / [現在値] 756.5円 [前日比] -18円 [出来高] 4,145,100株
ポリカーボネート樹脂(PC樹脂)ケミカルリサイクルの世界初の事業化に向けて、30年に年間1万トン規模の処理能力の実現を目指す検討を開始したことを15日に発表しております。
同実証事業は環境省の「令和4年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」の補助事業として採択されております。
IMARC Services Private Limitedでは、世界のポリカーボネートの市場規模は22年~27年の間に6.02%のCAGRで成長し、27年までに132億8,000万米ドルに達すると予測しておりますので、リサイクルニーズも高まることになりそうです。
2022.02.18 08:24 / [現在値] 845.1円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
2/18の日経新聞が、「人工光合成、30年に実証 水素製造を低コストで 三菱ケミやトヨタ」と報じておりますが、人工光合成は、太陽光エネルギーを使って水から生産したクリーンな水素を活用し、工場や発電所などから排出される二酸化炭素をプラスチック等の原料となる基礎化学品に変換する夢の技術です。
同社は12年10月に設立された人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem)の一員として、NEDOの人工光合成プロジェクトに参画。昨年8月には同プロジェクトで、世界初となる人工光合成により100m2規模でソーラー水素を製造する実証試験に成功しておりますので、実用化に向けて存在感を高めることになりそうです。