関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2023.06.19 09:13 / [現在値] 362円 [前日比] -1円 [出来高] 203,100株
16日、「1605 INPEX」向けに世界最大級規模(400Nm3-CO2/h)のメタネーション試験設備工事を受注したと発表しております。同プロジェクトはNEDOから採択された助成事業です。ガスの脱炭素化において鍵となるメタネーション技術の早期の社会実装に向けて同社の存在感も高まることになりそうです。
2023.06.12 10:15 / [現在値] 366円 [前日比] 1円 [出来高] 215,400株
JERA、「4114 日本触媒」と、NEDOの「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業」に共同で応募し、採択されたと9日に発表しております。
同事業は、アンモニアを水素エネルギーキャリアとして有効活用することを目的に、3社の知見をあわせることで、既存の技術より競争力あるアンモニア分解技術の確立に向けて、アンモニアから水素を取り出すための触媒の開発を行うもので、25年度までの約3年間
わたって実施します。
同社は、脱炭素社会実現の鍵となる水素の導入に向け、プラントのEPCだけでなく、アンモニア分解技術を含むカーボンニュートラルの実現に貢献する技術の開発、社会実装に向けて多方面から事業に取り組んでおりますが、水素サプライチェーン構築に向けて存在感も高まることになりそうです。
2023.04.17 10:20 / [現在値] 402円 [前日比] 0円 [出来高] 213,800株
北海道北部風力送電向けの北豊富変電所蓄電池システム建設工事が完工したと14日に発表しております。2050年カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの導入拡大に伴う電気の安定供給や余剰電力の活用、出力変動対応、災害に強いレジリエンス対応など、蓄電池を含む蓄エネルギーシステムのニーズは高まっています。
同社では中期経営計画(再生計画)で、新規事業領域の1つとして再エネ・蓄電・EMS・エンジニアリングに取り組んでおり、2030年に受注500億円を目標に掲げております。
2023.04.12 12:25 / [現在値] 400円 [前日比] 4円 [出来高] 361,700株
オーストラリア証券取引所(ASX)に上場しているHAZER社、「9502 中部電力」と、脱炭素化燃料である水素活用を目的に、Hazer社が開発したHazerプロセスを用いて、メタンから水素およびグラファイトを高効率で生産するプロジェクトの開発計画策定に関して覚書を締結したと11日に発表しております。
検討するカーボンフリー水素(ターコイズ水素)製造設備の水素生産能力は、まずは年間2,500トンから最大で年間1万トンの規模となる予定で、最終的には年間5万トンから10万トンの水素製造能力を目指します。24年までにプロジェクト開発計画を策定し、20年代後半に実証試験を開始することを目指します。
政府が4日、脱炭素社会の実現に向けて水素の普及を促す「水素基本戦略」を5月末をメドに改定する方針を示し、水素導入量を2040年に現状比6倍にする目標を検討とも報じられるなか、同社の商機も広がることになりそうです。
2023.03.29 08:52 / [現在値] 380円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
3/29の日経新聞が、「EU、35年以降もエンジン車容認合意 合成燃料限定で、EVと併存へ」と報じておりますが、同社は昨年9月にドイツのクリーンテクノロジー企業「INERATEC社」と合成燃料(e-fuel)製造による脱炭素化促進に向けた戦略的協業に関する覚書を締結しております。
合成燃料(e-fuel)を巡っては日本政府もグリーンイノベーション基金などにより、大規模かつ高効率な製造プロセスの開発を支援。2030年までの大規模製造プロセスの実証を目指しておりますので、合成燃料普及に向けて同社の商機も広がることになりそうです。
2023.03.24 14:00 / [現在値] 379円 [前日比] -5円 [出来高] 426,600株
CCSシステム設計におけるグローバルリーダーで、世界中でCCSの実績を有している英国の「Pace CCS社」とCCS分野における協業に関する覚書を締結したと23日に発表しております。
「Pace CCS社」のCCS分野における上流設計の知見と、同社の高度なエンジニアリング・プロジェクトマネジメント能力を合わせることによって、CCSプロジェクトの初期段階のフィージビリティスタディやコンセプトデザインからFEEDやEPCの遂行までの幅広いサポートを提供する為の長期的な協業関係を築きます。
昨年9月には、インドネシア国営石油会社「プルタミナ社」とタンジュンエニムCCS事業に関する共同検討業務を開始したと発表しておりますが、グローバルインフォメーションではCO2回収・有効利用・貯留(CCUS)の市場規模は、21年の21億米ドルからCAGR29.8%で成長し、26年には77億米ドルに達すると予測しておりますので、収益貢献も期待できそうです。
2023.03.13 13:08 / [現在値] 406円 [前日比] -11円 [出来高] 1,173,100株
富山大学、ハイケムと、CO2を原料としたパラキシレンの製造、その単離(混合物の中から特定の一成分を分離)に成功したと10日に発表。NEDO採択事業の一環ですが、NEDOは、既存の化石燃料由来化学品に代替することを目的とする化学品へのCO2利用技術の開発として、CO2を原料とするパラキシレン製造に関する世界最先端の技術開発事業への取り組みを支援しています。
CO2由来パラキシレンは、従来のパラキシレンと同様に高純度テレフタル酸(PTA)を経由して各種樹脂原料として使用することが可能です。CO2由来原料から樹脂を製造することは、CO2の排出削減ならびに炭素循環が可能という環境面での利点があります。
IMARCグループでは、パラキシレンの世界市場規模は、22年から27年の間に6.51%の成長率(CAGR)を示し、27年までに624億ドルに達すると予想しておりますので、早期の商用化に期待もかかりますね。
2023.03.07 08:47 / [現在値] 425円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
タイ王国発電公社EGAT、タイ三菱商事、「9104 商船三井」との間でクリーン水素・アンモニアバリューチェーンの共同検討に関する覚書を締結したと6日に発表しております。共同検討を通して、タイ南部に於ける再生可能エネルギー由来のクリーンな水素・アンモニアの製造、貯蔵、輸送と利用、そしてタイ国内外へ供給するための一連のバリューチェーンを構築することを目指します。
1月には、タイの独立発電事業者(IPP)であるBLCPパワー社、三菱商事と脱炭素技術の検討に関する覚書を締結。BLCPパワー社が運営する石炭火力発電所におけるCCUS(CO2の分離・回収・有効利用・貯蔵)を始めとしたCO2排出量削減に向けた技術検討・経済性評価を実施します。
日本政府の掲げるアジア・ゼロエミッション共同体(AZEC: Asia Zero Emissions Community)構想の中で、タイは重要国と位置付けられており、今後さらにカーボンニュートラルに向けた動きが加速していくことが予想されますので、同社の商機も広がることになりそうです。