関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2023.04.10 08:23 / [現在値] 22,145円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
ポーランドのヒートポンプ暖房機の新工場の建設を開始したと7日に発表しております。稼働時期は24年7月、投資総額は3億ユーロ(1ユーロ141円換算で423億円)で、当初計画通りです。
欧州のヒートポンプ暖房機市場は、過去10年間で年平均10%以上の成長が続き、21年の市場販売台数は100万台に達しております。50年までにEU域内の温室効果ガス排出量ゼロをめざす欧州グリーンディール政策により、ヒートポンプ暖房機の普及がさらに加速しており、25年には少なくとも年間350万台が販売される市場へと拡大が見込まれています。
同社では、25年までの戦略経営計画「FUSION25」において、欧州をヒートポンプ暖房事業拡大の最重要地域と位置づけておりますが、新工場建設により25年には生産能力は4倍(21年度比)に拡大しますので、急成長する市場の取り込みにつながりそうです。
2023.04.07 09:13 / [現在値] 22,020円 [前日比] 10円 [出来高] 129,800株
ホワイトハウスで4日に開催された「ヒートポンプ暖房機の製造・普及に関する円卓会議(主催:ジェニファー・グランホルム 米エネルギー長官)」に、ヒートポンプ暖房機の主要メーカーの1社として参加したと発表しております。
参加した井上チーフ・セールス&マーケティング・オフィサー(CSMO)は、「ディスカッションでは政府と業界のリーダーが集まり、ともに障壁を乗り越え、全米でヒートポンプの導入を加速させるための道筋を描きました。重要なのは、設置にかかる総コストを抑える強力な補助金や、労働力拡大(施工・サービス技術者)および職業訓練への支援強化など、先進的なヒートポンプを米国のすべての人々がより利用しやすくするための機会に焦点を当てたことです。」とコメント。
同社では戦略経営計画「FUSION25」で、成長戦略3テーマの1つに「カーボンニュートラルへの挑戦」を掲げ、ヒートポンプ暖房・給湯事業は、欧州と北米を最重点地域と位置付け。空調事業で培った技術を活かし、燃焼式暖房・給湯からヒートポンプ式へのシフトを加速を推進しておりますので、今回の会議参加で今後の事業展開に弾みも付くことになりそうですね。
2023.02.13 13:08 / [現在値] 22,935円 [前日比] -305円 [出来高] 311,600株
子会社ダイキンヨーロッパ社が、英国イングランド北西部に位置する10の区・市から構成されるグレーターマンチェスターと、脱炭素化、投資の促進、雇用創出に向けて連携・協業することに合意し、相互協力の覚書を締結。英国がカーボンニュートラル達成に向けた環境政策で世界を先進するなか、英国最大級の都市圏であるグレーターマンチェスターは国全体の目標年である2050年を前倒し、2038年でのカーボンニュートラル達成をめざすなど、挑戦的な目標を掲げ世界から注目されています。
具体的には、約1,000軒の住宅における既設ガスボイラーのヒートポンプ煖房への置き換えや、低GWP冷媒R32を採用したビル用マルチエアコンの公共ビルへの導入、またそれらの機器を高度なコントローラーやクラウドに連携させ、遠隔監視で最適な省エネ制御をするなど、独自の環境技術を活用した様々な実証テーマの提案を計画。
同社では、21年度から25年度までの戦略経営計画「FUSION25」においてヒートポンプ暖房・給湯事業は、欧州と北米を最重点地域と位置付けておりますが、国内でも10日に政府が閣議決定した「GX 実現に向けた基本方針」で、熱需要の脱炭素化・熱の有効利用に向け、家庭向けにはヒートポンプ給湯器などの省エネ機器の普及を促進する方針が盛り込まれておりますので、国内外での需要取り込みが期待できそうです。
2023.01.16 12:25 / [現在値] 21,110円 [前日比] -165円 [出来高] 257,300株
13日、「金属有機構造体(MOF)」を活用した新機能材料を開発するスタートアップ「Atomis(アトミス)」への出資を発表。同社では、戦略経営計画「FUSION25」における成長戦略テーマとして「カーボンニュートラルへの挑戦」を掲げ、空調機等に使用される冷媒起因の温室効果ガス排出削減のため、次世代冷媒・機器開発に加え、冷媒エコサイクル(回収・再生・破壊)の構築を進めております。
今回の出資により、化学プラントでの冷媒の再生プロセスにおけるMOFの活用を進め、冷媒中の不純物を除去する精度・速度の向上をめざしますが、同社は昨年から冷媒循環のデジタルプラットフォームの実証実験も開始しておりますので、高度な冷媒エコサイクルの構築で業界をリードすることになりそうです。
2022.10.06 12:47 / [現在値] 23,945円 [前日比] -5円 [出来高] 290,800株
脱炭素の推進を目的に相互の連携を強化するため、北九州市と地球温暖化対策の推進に関する連携協定を締結したと5日に発表しております。北九州都市圏における第三者所有方式による高効率設備の普及支援による施設の省エネ化に加え、空調機を利用した地域単位のエネルギーマネジメントや、北九州市が進める再生可能エネルギーの最適利用や再生冷媒利用の仕組みづくり等に取り組みます。
今回の連携協定をもとに、自治体の脱炭素支援の先進事例を構築。このモデルを全国の市区町村にも展開することで、高効率空調の普及や、地域全体でのエネルギーマネジメント等による地域のカーボンニュートラル支援を加速させる方針ですので、「ゼロ・カーボンシティ」を表明する自治体が増加するなか、商機も広がることになりそうです。
2022.09.28 13:15 / [現在値] 22,240円 [前日比] -390円 [出来高] 362,900株
遠隔監視で空調機の保守メンテンナンスや省エネ運転をサポートする『エアネットサービスシステム』に、異常発生による停止時間を大幅に短縮できる遠隔復旧・応急運転などの新機能を追加し、10/26より発売します。
これまでエンジニアが現地で操作しなければ出来なかった再起動や応急運転を遠隔から制御することが可能になり、空調機が停止している時間を大幅に短縮できることに加えて、応急運転中でも室内環境を適切な温度に保つことができます。
また「シーズン前遠隔点検」は、空調機の多様な状態を再現する専用の運転制御を用いた診断により、点検に時間を要する異常や部品の劣化などを遠隔から検出することが可能で、点検日の調整や現場立会といった顧客負担も軽減。
さらにこれまで検知できなかった室内機からの水漏れや電子部品の劣化などの故障予知が可能になった他、「AI故障診断」により故障部品を早期に特定できるようになっておりますので、設備管理業務の工数削減や省人化にもつながりそうです。
2022.08.30 13:16 / [現在値] 24,380円 [前日比] 220円 [出来高] 353,100株
フロン排出抑制法の改正にともない、同社の『エアネットサービスシステム』『アシスネットサービス』『DK-CONNECT』『ZEAS Connect』を用いた簡易点検への遠隔監視対応を開始したと発表しております。
今月22日にフロン排出抑制法が改正されたことで、空調機の常時監視システムが簡易点検と並ぶ点検手法の一つとして位置づけられ、これまでは目視で実施していた点検を、遠隔監視による点検に置き換えることが可能となっております。
遠隔監視サービスを通じて設備管理業務の工数削減と省人化を実現するとともに、空調機からの冷媒漏れを防止・早期に発見することで地球温暖化抑制への貢献にもつながりそうです。
2022.07.06 08:22 / [現在値] 22,075円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
次世代リチウムイオン電池を開発する米国発スタートアップ「TeraWatt Technology」への出資を5日に発表しております。「TeraWatt Technology」は、高エネルギー密度の次世代リチウムイオン電池による、EVの走行距離の延伸、ドローン配送における積載量増加・飛行時間の延伸、さらにeVTOL(電動垂直離着陸機)等の新たな用途への適用をめざしております。
同社では、戦略経営計画FUSION25において、フッ素材料を中心とした商品の用途開発による市場創造を掲げ、顧客やスタートアップなどパートナー企業との共同開発を通じて、半導体・自動車・電池・情報通信などの成長市場への提案力を強化し、新たな価値の創出に取り組んでおります。
今回の出資により、電池技術力強化を図り、電池材料の新商品開発やグローバルでの用途開発を加速させる狙いですので、新たな収益源となりそうですね。