関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2024.02.20 13:10 / [現在値] 2,089.5円 [前日比] -2.5円 [出来高] 413,400株
スロバキアにおけるカーボンニュートラル推進に対し、同社のフィルム型ペロブスカイト太陽電池がどのように貢献できるか、また太陽電池に関する法規制の状況を含む社会実装への課題検討を、スロバキア国内の大学や研究機関と24年~26年に実施する旨の覚書を、スロバキア共和国経済省と締結したと発表しております。
同社では、独自技術である封止、成膜、材料、プロセス技術」を活かし、業界に先駆けて屋外耐久性10年相当を確認し、30cm幅のロール・ツー・ロール製造プロセスを確立。さらに、同製造プロセスによる発電効率15.0%のフィルム型ペロブスカイト太陽電池の製造に成功しており、25年の事業化を目指しています。
今回スロバキアから提供された情報を基に、日本国外、特に欧州市場へのペロブスカイト太陽電池の展開を想定した場合の、事業確立に必要な戦略検討を行います。
Value Market Researchでは、ペロブスカイト太陽電池市場の世界需要は、調査期間23~30年のCAGRが71.4%で、30年には約69億7,265万米ドルの市場規模に達すると推定しており、成長市場の取り込みが期待できそうです。
2023.11.16 10:01 / [現在値] 2,095.5円 [前日比] -7.5円 [出来高] 296,700株
東京都千代田区「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」で建設予定のサウスタワーに、開発中のフィルム型ペロブスカイト太陽電池(PSC)が設置されることになったと発表しております。
定格で発電容量が1,000kWを超えるPSCがサウスタワーのスパンドレル部に設置され、世界初の「PSCによるメガソーラー発電機能を実装した高層ビル」となる予定です。
従来、高層ビルの壁面における太陽電池の設置については、荷重や風圧への対応や更新時コストが多額になる等の課題が多く、採用が進んでおりませんでしたが、今般、PSCの「薄い」、「軽い」、「曲げられる」といった特長を活かした新たな設置方法により、従来の課題を解決できる見通しですので、カーボンニュートラルの実現に向けて今後の採用拡大も見込めそうです。
2023.10.25 12:31 / [現在値] 2,032.5円 [前日比] 20.5円 [出来高] 457,000株
4月に資本業務提携したリノべるとの協業第一弾の取り組みとして、同社の技術力とリノベるの提案力を活かしたZEH水準リノベーションの提供を開始したと24日に発表しております。
2050年のカーボンニュートラル社会の実現を目指し、住まいの省エネ化・断熱化を促進する様々な制度改正が予定されています。新築住宅においては、2030年のZEH水準の省エネ住宅標準化を目指し、住宅ローン減税における省エネ基準適合必須化や上乗せ措置が決定するなど、ZEH水準はデファクトスタンダードとなりつつありますので、リノベ分野での需要取り込みも期待できそうです。
2023.10.19 09:10 / [現在値] 5,388円 [前日比] 24円 [出来高] 60,700株
「4204 積水化学」と、積水化学が持つCO2をCOへ高効率で変換する技術(ケミカルルーピング反応技術)を用いたCO2有価物変換(Carbon dioxide Capture and Utilization:CCU)に向けた共同検討について基本合意書を18日に締結。
回収したCO2から変換されたCOは、化学製品やエネルギー用途に展開可能な基幹物質であるメタノールやエタノールなどのアルコール類や、合成燃料等の原料となるため、CCUに向けた有用な物質として注目されています。
両社は今回の共同検討を通じて、同社グループの製油所等から発生するCO2由来サステナブル製品の生産を目指し、CO2削減効果や投資採算性等を双方で検討します。
2023.10.06 09:29 / [現在値] 2,093.5円 [前日比] 10.5円 [出来高] 109,800株
大阪本社が入居する堂島関電ビルに国内で初めてフィルム型ペロブスカイト太陽電池を実装したと5日に発表しております。
本年度から本格化している各種用途における技術検証と並行し、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金も活用することで、1m幅での製造プロセスの確立、耐久性や発電効率の更なる向上に向けた開発を加速し、25年の事業化を目指します。
2023.07.24 12:38 / [現在値] 2,043円 [前日比] 17円 [出来高] 275,500株
21日、2025年大阪・関西万博の「未来ショーケース事業(グリーン万博)」に協賛し、開発中のフィルム型ペロブスカイト太陽電池を提供することを決定したと発表しております。フィルム型ペロブスカイト太陽電池は、西ゲート交通ターミナルのバスシェルターに設置され、当該箇所の夜間LED照明用の電力として活用される予定です。
同社では5月に策定した中期経営計画 「Drive 2.0」で、「革新領域」の主要7テーマの1つにペロブスカイト太陽電池を掲げ、新事業基盤の早期確立、業績貢献を目指しております。
2023.06.16 13:20 / [現在値] 2,046円 [前日比] -12.5円 [出来高] 346,800株
欧州鉄鋼大手アルセロール・ミタルと、製鉄の際に排出されるCO2を回収し再利用するプロジェクトの一環として、NEDOの委託を受け、「鉄鋼プロセスに活用するCCU技術の国際共同研究開発」21年より3年間の予定で実施してきましたが、研究項目の1つである「積水化学独自ケミカルルーピング技術による合成ガス製造基盤技術の開発」の最終目標「CO2転化率85%以上および水素転化率60%以上となる積水化学独自ケミカルルーピング技術の開発」に対し、目標を大幅に超えるCO2転化率90%および水素転化率75%を前倒しで達成したと発表しております。
今後、さらなる条件の最適化を行うとともに、高性能な触媒に入替え、12月までに現状よりも高い反応収率で長期試験を行うほか、並行してスケールアップ実証に向けた新規プロジェクトの検討を進めます。
製鉄におけるCO2排出量は世界のCO2排出量の7~9%を占めておりますが、中でも鉄鉱石から銑鉄を作る高炉プロセスが鉄鋼業のCO2排出量の約7割を占めておりますので、鉄鋼業界の脱炭素化に向けて同社の存在感も高まることになりそうです。
2023.05.25 08:52 / [現在値] 1,973円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
東京都は、国産技術であるペロブスカイト太陽電池の実用化に向けた同社との共同研究において、国内初となる下水道施設へのフィルム型ペロブスカイト太陽電池の設置を完了し、24日に国内最大規模の検証を開始しております。
同社では23日に策定した中期経営計画 「Drive 2.0」で、「革新領域」の主要7テーマの1つにペロブスカイト太陽電池を掲げ、新事業基盤の早期確立、業績貢献を目指しておりますので、東京都との共同研究には期待もかかりますね。