関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2024.04.15 10:30 / [現在値] 1,962.5円 [前日比] -8円 [出来高] 1,674,100株
液化水素用オープンラック式気化器(Open Rack Vaporizer:ORV)を新たに設置し、気化性能の実証試験を25年3月に開始することを決定したと発表しております。大規模液化水素気化器の候補であるORVで実際の液化水素を使用しての実証は、世界的にも先進的な取組みです。
今回の実証は、同社グループが提案する「ハイブリッド型水素ガス供給システム」の実証試験を発展させる位置付けです。液化水素気化器の製品ラインナップを拡充し、水素エネルギーの社会実装に向け、様々なニーズや陸上での使用から船舶への搭載といった使用環境での液化水素利用への対応を目指します。
2024.02.27 13:35 / [現在値] 2,127円 [前日比] 85.5円 [出来高] 16,369,700株
中国で自動車用アルミパネル事業を拡大すると26日に発表しております。中国の自動車生産は自動車のEV化を背景に今後2030年に向けて年率3%の成長率で拡大していくと見込まれておりますが、近年生産を行う自動車メーカーでは、アルミスクラップのリサイクルによるCO2低減ニーズが高まっており、脱炭素化ニーズの取り込みにつながりそうです。
2024.01.24 09:40 / [現在値] 1,967円 [前日比] -36.5円 [出来高] 3,755,800株
自動車や建設機械など使われる線材・棒鋼製品を4月出荷分から1トン当たり2万円以上値上げすると発表。同製品の値上げは22年7月以来です。
同社では中期経営計画の重点施策で、鋼材事業の収益基盤強化に取り組んでおり、長期的に内需減少が進む想定の中、粗鋼生産量6.3百万トンの前提で安定収益を確保できる体制を構築する方針ですが、来期以降の収益改善につながりそうです。
2024.01.12 09:38 / [現在値] 1,925円 [前日比] -5円 [出来高] 2,338,200株
同社、「8053 住友商事」、住商メタレックス、大和製罐、サントリーグループの5社で、業界を超えた連携により、グリーンアルミをマスバランス方式により割り当てた缶を共同で企画・製造したと発表しております。
製造した缶は、通常のアルミ缶※3と比較してCO2排出量を25%削減することができますが、同サステナブルアルミを採用した「ザ・プレミアム・モルツ」が1/30から全国で数量限定新発売されます。同社では今後も、業界を超えた連携について可能性を模索し、脱炭素社会・循環型社会の実現に向けてさまざまな取り組みを推進する方針です。
2023.11.20 12:30 / [現在値] 1,750円 [前日比] -12.5円 [出来高] 3,989,400株
日揮グローバルから、マレーシア国に新規設置される浮体式液化天然ガス生産プラント(FLNG)向けに、マイクロチャネル熱交換器(製品名:DCHE、Diffusion-bonded Compact Heat Exchanger)を受注したと発表しております。
同社では、水素ステーション向けの熱交換器として、世界で高いシェアを有していますが、今回、FLNG用途として、大型プラント向けDCHEを受注したことで、今後も洋上浮体式設備向けにDCHEの拡販を進める方針です。
Visiongain Reports Ltd.では、世界のFLNG (浮体式液化天然ガス生産設備)の市場規模は、21年に166億7,000万米ドルから、予測期間中 (22年~32年) に20.1%のCAGRで成長すると予測しておりますので、収益貢献も見込めそうです。
2023.11.01 08:53 / [現在値] 1,762円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
業界初となる疲労亀裂発生寿命を改善した耐疲労鋼板 「EX-Facter」の商品化を10/31に発表しております。全厚試験片での疲労試験の結果、従来鋼に比べて繰返し数:1千万回における疲労強度が36%向上したことを確認。
「EX-Facter」は特に造船分野、橋梁分野での課題解決に貢献できますが、造船分野では新来島どっくが初採用し、29隻に継続採用を計画しております。
橋梁分野へのソリューション提案にも取り組む方針ですが、国土交通省のデータによると、建設後50年以上経過する社会資本の割合は、道路橋で20年の約30%から40年には約75%まで拡大しますので、採用拡大が期待できそうです。
2023.10.18 09:17 / [現在値] 1,854円 [前日比] 27円 [出来高] 1,631,500株
加古川製鉄所の大型高炉でCO2排出量を25%削減できる技術の実機実証に成功したと17日に発表しております。これは、21年2月に同社が公表した「KOBELCOグループの製鉄工程におけるCO2低減ソリューション」での実証結果を大幅に上回る結果で、高炉実機でのCO2削減手法としてこれまで公表されている中では、世界最高水準のCO2削減効果を有する極めて先進的な技術です。
今回の実機実証実験の成功も含めて、生産プロセスにおける2030年のCO2排出削減目標の実現に向けた取り組みを着実に進展させるほか、このCO2削減効果を活用し、国内で初めて商品化した低CO2高炉鋼材“Kobenable Steel”の更なる社会・顧客への普及を図り、増産供給体制の構築を進める方針です。
2023.07.05 09:01 / [現在値] 1,332円 [前日比] -5円 [出来高] 223,400株
同社の低CO2高炉鋼材『Kobenable Steel』が自動車用特殊鋼線材に初採用されたと4日に発表しております。「7203 トヨタ自動車」の競技車両「GR86(カーボンニュートラル燃料車)」に使用される青山製作所製のエンジン部品締結ボルトに、マスバランス方式により鋼材製造工程におけるCO2排出量を100%削減した『Kobenable Premier』が採用。
「水素エンジンカローラ」においても、『Kobenable Steel』が採用されておりますが、自動車業界でサプライチェーン全体での脱炭素化が加速するなか、今後他のメーカーでの採用も広がることになりそうです。