関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
日本投資顧問業協会 会員番号 第012-02842号
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2022.03.03 09:57 / [現在値] 5,080円 [前日比] -90円 [出来高] 368,100株
スペインの大手通信事業者「テレフォニカ」のグループ企業「テレフォニカドイツ」と、ドイツ初となるオープン化された仮想化基地局(vRAN)のアーキテクチャに基づくスモールセルを共同で展開したと2日に発表しております。
テレフォニカがサービスを提供するスペイン、ドイツ、英国、ブラジル4カ国のプライムシステムインテグレータとして、Open-RANを都市部や郊外、農村地域など様々な地域やユースケースに適用する取り組みを進めております。
同社では「2025中期経営計画」で成長事業の1つに「グローバル5G事業」を掲げ、2030年にOpen-RAN市場でグローバルシェア20%を獲得しトップポジションを目指す方針を示しておりますが、3/1の日経新聞が、「米調査会社のABIリサーチは、30年のオープンRANの市場規模が21年比15倍の300億ドル(約3兆4500億円)になると予測する。」と報じており、市場拡大の恩恵享受が期待できそうです。
2022.02.28 13:55 / [現在値] 4,935円 [前日比] 30円 [出来高] 574,800株
NEDO公募「グリーンイノベーション基金事業/次世代デジタルインフラの構築」における「次世代グリーンデータセンター技術開発」で、「6702 富士通」、「6971 京セラ」などとともに採択されたと25日に発表しております。
今回のプロジェクトでは、2030年までに研究開発開始時点で普及しているデータセンターと比較して40%以上の省エネ化の実現を目指します。
同社は、次世代グリーンデータセンターに適応する省電力アクセラレータおよびディスアグリゲーション技術の開発を担いますが、岸田政権が「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けてデータセンター等、デジタルインフラの整備を進める方針を示すなか、商機拡大につながりそうですね。
2022.02.16 08:25 / [現在値] 5,260円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
東京大学と、Beyond 5G技術の確立に向け「Beyond 5G価値共創社会連携講座」を開設したと15日に発表。両者の知見を融合した技術開発および開発技術の社会実装、人材育成についての取り組みを開始しております。
同社は、Beyond 5GネットワークにおけるEnd-to-EndのQoE制御技術の研究開発、社会実装に向けた製品・サービスの開発および事業化検討します。
総務省ではBeyond 5G推進戦略(概要)で、Beyond 5G readyな環境の実現により、2030年度に44兆円の付加価値創出を試算しておりますので、社会実装に向けて注目が集まることになりそうです。
2022.02.04 13:50 / [現在値] 1,342円 [前日比] 48円 [出来高] 53,500株
22年11月期予想は、売上高が前期比13.4%増、営業利益が同33.2%増見通しです。ソリューションカテゴリーでは、同社の主要得意先である大手企業3グループ(「6502 東芝」グループ、「6501 日立」グループ、キオクシアグループ)からのシステム開発案件が引き続き堅調に推移する見通しです。
半導体カテゴリーでは、好調な半導体市場を背景に、顧客の工場増設計画が続いており、エンジニア人材の供給が引き続き拡大する見通し。
先進技術ソリューションカテゴリーでは、「6701 NEC」とのディープラーニング技術に関する業務や論文調査などAI関連業務が引き続き拡大し、新規得意先との取引も開始する見通しですので、安定的な事業拡大が期待できそうです。
2022.01.31 13:59 / [現在値] 4,445円 [前日比] -20円 [出来高] 2,063,600株
米国で通信事業者向けに4G/5G基地局装置の無線機(RU:Radio Unit)およびAIベースの無線機ソフトウェアの開発を手掛ける米国のスタートアップ企業Blue Danube Systems, Inc.(ブルーダニューブシステムズ社)と買収に関する契約を締結したと28日に発表しております。
今回の買収により、ブルーダニューブシステムズ社の無線機の設計・開発チームを取り込むことで、5G関連製品ラインアップの拡充と北米の顧客サポートの強化に加え、グローバルの通信事業者向け5G基地局の開発体制を強化。「2025中期経営計画」で成長事業の1つに掲げる「グローバル5G事業」を拡大する絶好の機会となりそうです。
2022.01.07 08:52 / [現在値] 5,270円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
5GやAI、4Kカメラ映像などの先進技術を活用して、高精細な交差点の映像を5GとMEC(エッジコンピューティング)を用いて低遅延で伝送し、様々なAI技術を用いて、車および歩行者の「交通状況測定」、人物の倒れ込み・害獣の進入等の「インシデント検知」、撮影映像に対する「プライバシー保護対応」をリアルタイムに処理する実証実験を実施すると6日に発表しております。
今回の実証実験では、信号柱に設置されたローカル5Gを活用し、4Kカメラの映像を伝送するという内容で、秋田県秋田市の交差点では6日より、東京都新宿区の交差点では24日以降より実施します。
内閣府が運営する官民研究開発投資拡大プログラムの1つである「令和3年度 交通信号機を活用した第5世代移動通信システムネットワークの整備に向けた調査検討」に同社が参画して実施するものですが、自動運転の社会実装などに向けても貢献が期待できそうです。
2021.12.23 13:13 / [現在値] 5,250円 [前日比] -60円 [出来高] 542,800株
政府の個人情報保護委員会は22日、犯罪予防や安全確保のためのカメラ画像利用に関する有識者検討会を設置。顔識別システムは、犯罪予防の観点からは有効なシステムである一方、遠隔で個人を識別することが可能であるという技術的特性上、その運用次第では、受忍限度を超える個人のプライバシー侵害等を生じさせるリスクをはらんでおり、運用ルールを整備する方針です。
同社では16日に顔情報を暗号化したまま認証を可能にする「秘匿生体認証技術」を開発したと発表しており、今後導入場面も増えることになりそうです。
2021.12.21 08:57 / [現在値] 3,363円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
12/21の日経新聞が、「KDDI、通信障害をAIで検知 復旧1時間以内」と報じておりますが、同社では「6501 日立製作所」、「6701 NEC」、「6703 沖電気」と1月から「AIネットワーク統合基盤」を活用し、5Gネットワーク障害時の自動復旧システムの有効性を確認する実証実験を開始しております。
AIがネットワークの障害を検知した際に、例えばコネクティッドカーの通信制御をマルチアクセスエッジコンピューティングに配置し最適化するなど、自動的にネットワークを再構築することで、ボトルネックの解消を図りますので、通信障害が大規模事故などにつながりかねない自動運転など、商用向け通信分野でのニーズが高まることになりそうです。