関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2023.10.05 10:33 / [現在値] 1,929.5円 [前日比] -68.5円 [出来高] 11,220,500株
同社、エア・リキード、LSB Industries社(LSB社)、Vopak Moda Houston社(VMH社)の4社共同で、米国テキサス州ヒューストン港にVMH社が保有する既存アンモニアターミナルを活用した低炭素アンモニア事業の概念設計(pre-FEED)を開始することに合意したと発表しております。
4社は、天然ガスを原料として低炭素化水素を製造し、27年末までに年間110万トン以上の低炭素アンモニアの商業生産を目指して開発を進める予定で、将来的な設備の拡張も検討します。
2023.09.26 10:31 / [現在値] 2,151.5円 [前日比] 2.5円 [出来高] 246,600株
同社、インドネシア国営石油会社プルタミナの子会社で天然ガス供給事業を手掛ける PT Perusahaan Gas Negara Tbk(PGN)、「9532 大阪ガス」、「1605 INPEX」の4社で、インドネシアにおけるパームオイルの搾油工程で生じる廃液(POME:Palm Oil Mill Effluent)由来のバイオメタン活用の事業化に向けた詳細検討を開始したと25日に発表しております。
インドネシアは、世界最大のパームオイル生産国であると同時に世界最大の輸出国です。同国ではパームオイル産業が約300万人の雇用を支え、GDPの4.5%を占める重要な産業である一方、有機分を多く含むPOMEからはCO2の25倍の温室効果を持つとされるメタンガスが大量に発生し、その多くが大気放散されているという課題があります。
同事業は、現状POMEから大気放散されているメタンガスを回収したうえでバイオメタンとして精製し、天然ガス導管など既存インフラを利用してインドネシア国内の需要家に供給することで、メタンガスの大気放散を抑制し、さらに同国で増加する天然ガス需要に応えるとともに、化石燃料からバイオメタンへの燃料転換による需要家の CO2排出量の削減を目標としています。
将来的にはスマトラ島全域、さらにカリマンタン島へと事業規模を拡大しながら、バイオメタンを液化したバイオLNGを船舶燃料として供給する事業やバイオLNGを日本などに輸出する事業の可能性についても検討予定です。
2023.07.19 14:06 / [現在値] 1,699円 [前日比] 29.5円 [出来高] 5,064,100株
18日、アラブ首長国連邦アブダビ首長国における、①グリーン水素およびCO2を用いたe-methane製造事業の事業化検討に向けた共同調査契約の締結と、②カーボンリサイクルケミカル製造事業の共同調査に関する契約締結を発表しております。
17日にアブダビで開催された「日・UAEビジネスフォーラム」において、岸田内閣総理大臣とアラブ首長国連邦のハメド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン アブダビ執行評議会委員の同席の下、発表されたものです。②では世界初となるCO2およびグリーン水素由来のポリプロピレンの商業生産を検討しますが、海外での脱炭素化事業の拡大につながりそうです。
2023.07.14 09:56 / [現在値] 1,684円 [前日比] 0円 [出来高] 2,844,100株
豪州において太陽光・風力発電および蓄電池やそれらのハイブリッド電源を含む再生可能エネルギー事業を推進しながら、電力リテール・トレーディング事業においても革新的なソリューションの展開を行っているEnel Green Power Australia Pty Ltd(EGPA)の株式50%を取得すると13日に発表しております。
今般のEGPAの株式取得は、同社がコアエリアとして位置付ける豪州において、多角的な再生可能エネルギー事業に参入するという大きな意味を有しております。
2023.07.13 12:55 / [現在値] 1,687円 [前日比] 19円 [出来高] 5,993,100株
新潟県柏崎市での国内初のブルー水素・アンモニア製造・利用一貫実証試験 地上プラント設備の建設工事を12日に開始しております。同実証試験の後はその成果を活用し、新潟県において、同社天然ガス田及び既存インフラを活用したブルー水素製造プラントを建設し、2030年頃までに商業化を目指します。
さらに、国内のみでなく海外においても、同実証試験の経験を活用したブルー水素・アンモニア及びCCS/CCUSプロジェクトの事業化検討を進める方針です。
2023.06.19 09:13 / [現在値] 362円 [前日比] -1円 [出来高] 203,100株
16日、「1605 INPEX」向けに世界最大級規模(400Nm3-CO2/h)のメタネーション試験設備工事を受注したと発表しております。同プロジェクトはNEDOから採択された助成事業です。ガスの脱炭素化において鍵となるメタネーション技術の早期の社会実装に向けて同社の存在感も高まることになりそうです。
2023.06.08 12:45 / [現在値] 1,589円 [前日比] 8円 [出来高] 5,716,100株
7日、オーストラリアでのクリーン水素ハブ構築に向けた事業化検討調査で豪州政府から補助金(100万豪ドル)が付与されると発表しております。
同社は昨年2月に策定した「長期戦略と中期経営計画 INPEX Vision@2022」で、「水素・アンモニア」分野の目標として、2030年頃までに3件以上の事業化を実現し、年間10万トン以上の水素・アンモニアの生産・供給を目指しておりますが、実現に向けた追い風となりそうですね。
2023.05.22 08:16 / [現在値] 1,500円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
子会社を通じて操業している北海北部スノーレ油田生産プロジェクトに対して、世界初となる浮体式洋上風力発電施設から電力供給を開始したと19日に発表しております。
同社では、「長期計画と中期経営計画(INPEX Vision@2022)」において、「上流事業の強靭化とクリーン化」を掲げておりますが、上流事業において再生可能エネルギーの活用を推進することで徹底したクリーン化を行い、石油・天然ガスの安定供給を継続するとともに、2050年ネットゼロカーボン社会の実現に向けたエネルギー構造の変革に積極的に取り組む方針です。