関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2022.04.20 14:04 / [現在値] 3,095円 [前日比] 60円 [出来高] 1,490,500株
「9531 東京ガス」、JAXAとの共同提案で、NEDOが公募した「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクト」の「合成メタン製造に係る革新的技術開発」の実施予定先に選定されたと19日に発表しております。
同社では、CO2からプラスチック原料である低級オレフィンを製造する技術の開発といった、CO2有効利用のためのカーボンリサイクル技術の開発を積極的に推進しており、今回の実証を通じてメタネーション技術の多様化および高効率化によって社会実装を加速させる方針ですので、カーボンニュートラルに向けて商機も拡大することになりそうです。
2022.04.05 10:05 / [現在値] 1,477円 [前日比] -14円 [出来高] 402,400株
同社と「7013 IHI」が出資する、小型モジュール原子炉(SMR)開発のニュースケール社に対し、国際協力銀行(JBIC)が約110百万米ドルを出資したと5日に発表しております。
日本政府は、21年10月に閣議決定された「第6次エネルギー基本計画」において、SMR技術の国際連携による研究開発および実証に向けた取り組みを進めることを掲げています。
加えて21年4月に発出された日米首脳共同声明においては、「日米気候パートナーシップ」および「日米競争力・強靭性(コア)パートナーシップ」の立ち上げが発表され、SMRを含む革新原子力が、これらのパートナーシップにおける両国の協力分野の一つとして位置づけられておりますので、JBICの協力の下、プロジェクト推進につながりそうですね。
2022.04.01 13:53 / [現在値] 2,929円 [前日比] -21円 [出来高] 733,900株
オーストラリアでカーボンフリー水素の製造・販売を目指す「コーガン水素実証プロジェクト」のデモプラント建設工事を受注したと29日に発表しております。
コーガン水素実証プロジェクトは、太陽光発電・蓄電池・水電解装置・燃料電池を有する実証プラントによって、太陽光の再エネ電力からカーボンフリー水素を製造し販売するとともに、余剰の再エネを電力市場に販売することを目指すものです。
政府もグリーン成長戦略で、2030年までに大量かつ安価なカーボンフリー水素製造に必要な技術開発を支援していく方針を示しておりますので、国内での社会実装に向けても商機が広がることになりそうです。
2022.03.29 13:54 / [現在値] 3,020円 [前日比] 10円 [出来高] 854,700株
22年度にトランジション・ボンドを発行することを決定したと28日に発表しております。トランジション・ボンドとは,気候変動への対策を検討・実施している企業が,脱炭素社会への移行(トランジション)に向けて、長期的戦略に則った温室効果ガス(GHG)削減の取組みを資金使途として発行する社債です。
今回の社債は経済産業省の「令和3年度クライメート・トランジション・ファイナンスモデル事業」に係るモデル事例に選定されております。
資金使途候補は、①ゼロエミッションモビリティへの取組み、②アンモニア専焼に向けた取組み・アンモニアバリューチェーンの構築、③カーボンリサイクルの実現、などですが、カーボンニュートラルに向けて商機につながりそうです。
2022.03.23 08:57 / [現在値] 2,844円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
インド民間最大手の発電事業会社「アダニ パワー(APL)」、「興和」と3社共同で,インド国内の石炭火力からのCO2排出量削減を目指し,APL所有の石炭火力発電所へのアンモニア混焼の適用の技術及び経済性の検証を共同で行うMoU(基本合意書)に調印したと22日に発表しております。
既設石炭焚きボイラへのアンモニア20%混焼の実施を前提とした各種技術検討等を行うとともに,将来的に専焼まで混焼率を拡大すべく検討と議論を行う方針。
インド政府は2070年までに温室効果ガス排出量ゼロを目指し,火力発電所における水素・アンモニアの利活用を検討しておりますが、今回の取り組みは、先週19日にインドと日本の両国政府より発表された、エネルギー安全保障の確保、カーボンニュートラルと経済成長の実現を目的とした「日印クリーン・エネルギー・パートナーシップ(CEP)」に合致しておりますので、国策の追い風も期待できそうです。
2022.03.14 12:49 / [現在値] 2,732円 [前日比] 96円 [出来高] 969,700株
シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)との共同開発ジョイントセンター設立にかかるMoUに調印したと10日に発表しております。
今回のジョイントセンター設立により、同社が取り組んでいるカーボンソリューション関連の開発の一環として,メタネーション、低級オレフィン、持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel: SAF)に代表されるCO2からの有価物転換のほか、循環型社会に必要となる技術の開発を加速。
また本センターを世界の潜在パートナーとの共創の場としても活用し、新たな取り組みへの起点としていく計画ですので、グローバルでの脱炭素化ニーズの取り込みが期待できそうです。
2022.03.08 13:58 / [現在値] 2,559円 [前日比] -129円 [出来高] 1,331,100株
米国グループ会社「Terrasun」が、米大手発電会社「Primergy社」より,米国最大規模の太陽光発電・エネルギー貯蔵システムで構成されるGeminiプロジェクトにおいて、蓄電池を含めたエネルギー貯蔵システムと、発電設備全体の同時制御を行うエネルギーマネジメントシステムを受注したと7日に発表しております。
プロジェクト運用開始により、年間150トンのCO2排出量削減が見込めます。今回の大規模エネルギー貯蔵システムでの経験を変動する再生可能エネルギーの安定利用に生かす方針ですので、カーボンニュートラルに向けてニーズも高まることになりそうです。
2022.02.10 09:18 / [現在値] 2,597円 [前日比] -10円 [出来高] 289,100株
第3四半期決算とあわせて通期業績予想を上方修正。売上収益は前回予想比0.8%、営業利益は同14.3%の上振れです。資源・エネルギー・環境セグメントにおいて、カーボンソリューションの海外案件で工事が進捗したことや、原子力の工事増等が寄与。年間配当も60円から70円に増配。
9日には、インドネシア国立バンドン工科大学と共同で、環境負荷をもたらす農業残さ(廃棄物)をバイオマス燃料として有効活用し、CO2排出量の削減を目指す研究を開始すると発表しておりますが、今後もカーボンソリューションの収益拡大が見込めそうです。