関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2022.05.31 13:09 / [現在値] 682円 [前日比] -3円 [出来高] 1,247,500株
北海道大学と、既設のコンクリート構造物を利用して大気からのCO2吸収を促進するCO2固定化技術「DAC(Direct Air Capture)コート」を開発したと30日に発表しております。
表層に塗布した含浸剤を介してコンクリート構造物に大気中のCO2を吸収・固定化させるもので、CO2吸収量を含浸剤塗布前の1.5倍以上に増大させることができます。含浸剤の主材となるアミン化合物は、CO2の吸収性能に加え、防食性能も有しているため、コンクリートの中性化に起因する鉄筋の腐食を抑制し、鉄筋コンクリートの長寿命化にも寄与。
日本国内におけるコンクリート構造物のストックは約300億トンと推計されており、これらの露出部全体に本技術を適用した場合のCO2吸収ポテンシャルは3億トン以上に達します。また構造物の解体後に残るコンクリートガラへのCO2固定化技術としての活用も期待できます。
26年頃の実用化をターゲットに、材料メーカーとも連携しながら、ラボでの性能評価、実大規での性能実証、施工法の標準化やカーボンクレジット化の検討等を進めていく考えですので、カーボンニュートラルに向けて収益貢献も見込めそうです。
2022.04.05 13:27 / [現在値] 1,763円 [前日比] 25円 [出来高] 2,218,400株
福島県阿武隈地域における国内最大規模の陸上風力発電所の着工を1日に発表しております。「8053 住友商事」、「1803 清水建設」など9社での共同事業です。
陸上風力を巡っては昨年12月から米領サモアにおける蓄電池併設型陸上風力事業の調査を開始したほか、熊本県苓北でも開発を進めておりますので、脱炭素化に向けて再エネ導入が加速するなか、今後の収益貢献が期待できそうです。
2021.12.22 12:54 / [現在値] 717円 [前日比] -3円 [出来高] 798,700株
教育施設向けのシステムインテグレーション事業の一環として、プロジェクション型VR技術を活用した体感型共同学習システム「VR-Commons」を開発したと21日に発表しております。
新型コロナウイルス感染症の流行を受け、今後、対面とオンラインのハイブリッド型授業の常態化が見込まれますが、文部科学省は大学授業へのVR活用を支援する方針を打ち出しております。今後は教育施設に加え、オフィスビルや工場、ホテル、病院等の施設への導入も予定しておりますので、収益貢献も期待できそうです。
2021.12.15 13:58 / [現在値] 1,352円 [前日比] 14円 [出来高] 775,600株
同社と竹中工務店は、アクティオ、カナモトと共同開発したタワークレーン遠隔操作システム「TawaRemo(専用コックピットタイプ)」を、大阪市内の建設現場の解体作業に本格導入したと14日に発表しております。日中のすべての作業を遠隔操作で行うことは国内で初めてです。
今回「TawaRemo」を用いて実際に建設資材を揚重した結果、従来のタワークレーン頂部に設置された運転席から操作する場合と同等の作業を行えることが確認できたほか、高所にある運転席への昇降が不要となることで、オペレーターの作業環境が大幅に改善。運転席への昇降に要する時間(約30分)も削減され、生産性の向上にもつながっております。
今後、同社および竹中工務店にて適用現場数を拡大するほか、技術連携先の「1803 清水建設」に加えて、建設RXコンソーシアム参画企業とも連携することで「TawaRemo」の実工事への普及・展開を加速する方針ですので、建設DXの進展につながりそうです。
2021.11.22 09:51 / [現在値] 744円 [前日比] -11円 [出来高] 418,900株
「シミズ・シールドAI」によるシールド機自動運転を22年3月から開始します。中期経営計画〈2019-2023〉では重点戦略の1つとして、機械化・ロボット化、AI・IoT技術の活用推進に取り組んでおりますが、建設業界はデジタル化が他業界より遅れているといわれているだけに、AI.自動運転導入により中長期での生産性の向上が見込めそうです。
2021.09.06 08:34 / [現在値] 4,700円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
9/3の日経新聞が、「東芝、水素燃料電池を小型化 製造コストを6割減」と報じておりますが、5月には水素燃料電池システムが「1803 清水建設」の建物付帯型水素エネルギー利用システムに搭載されたと発表しております。
清水建設への納入を機に、建物やビルなどの省エネルギー化・再生可能エネルギーを活用するZEB向けの受注活動も強化する方針ですが、小型化・低コスト化により、受注拡大に弾みがつくことになりそうです。
2021.08.24 14:16 / [現在値] 820円 [前日比] -1円 [出来高] 1,071,800株
建物設備と各種サービスロボット・自動運転車を統合制御するシステム「Mobility-Core」を同社の技術研究所に構築したと20日に発表しております。
今後、自律型モビリティを活用した施設・街区内サービスの社会実装に向け、日常的に人が活動する実用環境下で、複数のモビリティが連携して提供する各種サービスの技術検証を進める方針です。
総務省でも、高齢化・人口減少が進む中、過疎地も含めた高齢者の安全・安心な生活や多様な経済活動の生産性確保等を図るため、自律型モビリティシステムの早期の社会実装、普及を推進しておりますので、今後ニーズが高まることになりそうです。
2021.07.01 10:32 / [現在値] 857円 [前日比] 5円 [出来高] 719,100株
30日、ノルウェーのフレッド・オルセン・オーシャン社(FOO社)と洋上風力建設分野での協力体制の構築に関する覚書を締結。FOO社はSEP船(自己昇降式作業台船)チャーター事業や洋上風車の運搬・据え付け工事を手掛ける欧州有数の洋上風力建設企業で、洋上風車据え付け工事の施工実績は700基以上、発電容量は約4.5GWに上ります。
同社は日本の洋上風力建設市場でトップシェアを獲得すべく、約500億円を投じ、世界最大級の搭載能力・クレーン能力を備える自航式SEP船の建造を進めておりますが、FOO社との協業で洋上風力発電施設のEPC(設計・調達・建設)受注を目指しますので、今後の成長事業として注目ですね。