関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2023.09.15 12:54 / [現在値] 11,710円 [前日比] 55円 [出来高] 291,700株
スマートフォンやウェアラブル機器などで採用が進むシリコンキャパシタを新たに開発したと14日に発表しております。これまで培ってきたシリコン半導体の加工技術を生かし、製品サイズの小型化と高性能化を両立。
同社では、30年にシリコンキャパシタの市場規模が22年比で約1.5倍の3000億円まで成長すると予想しておりますが、高速・大容量通信機器など向けに最適な、高周波特性に優れた第2弾シリーズを24年に開発予定です。
2023.07.13 10:12 / [現在値] 13,600円 [前日比] 310円 [出来高] 251,300株
12日、SiCパワー半導体の生産能力拡大へ向けて資産取得(10月予定)を発表しております。従来のシリコン製パワー半導体に比べ、SiCを用いたデバイスは高い電力変換効率と電力密度、またシステムコストの低減が可能で、省電力化へのニーズが高まる中、EV、再生可能エネルギーや蓄電設備、充電インフラ等、需要が拡大する幅広いアプリケーションでSiCの普及が進んでおります。
同社のSiC事業のキャパシティ増強計画では、25年度に21年度比6.5倍、30年度に同35倍を計画。売上目標は22年度の300億円弱から、27年度には2700億円と9倍近い拡大を計画しております。
2023.03.20 08:56 / [現在値] 1,391円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
3/19の日経新聞が、「マクセル、大容量の全固体電池を量産 産業用で世界初」と報じております。
1月にはセラミックパッケージ型全固体電池と、「6963 ローム」の超低消費電流技術「Nano Energy」搭載の昇圧DC-DCコンバータICを使用した評価用電源モジュールキットを開発したと発表しておりますが、これにより全固体電池の採用を検討している企業での電池搭載評価を容易にすることが可能になりますので、顧客獲得スピードの加速につながりそうです。
全固体電池では、中期で特殊ウエアラブル、医療市場の取り込み、中長期でFA機器、モビリティなど社会インフラにおけるメンテナンスフリー社会の実現を目指しておりますが、2030年に売上高300億円(今期売上高予想の22%)を計画しております。
2023.01.24 09:54 / [現在値] 1,427円 [前日比] -2円 [出来高] 26,500株
23年度に量産を開始する硫化物系固体電解質を使用した高耐熱・長寿命・高い安全性のセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」と、「6963 ローム」の超低消費電流技術「Nano Energy」搭載の昇圧DC-DCコンバータICを使用した低消費電流の評価用電源モジュールキットを共同開発したと23日に発表しております。
25日より東京ビッグサイトで開催される「ネプコンジャパン」でもコンセプト展示しますが、同キットを活用することで、全固体電池バッテリーマネジメントソリューションがより容易に検討可能となりますので、同社の全固体電池の採用拡大にもつながりそうです。
2022.03.24 13:00 / [現在値] 9,370円 [前日比] -60円 [出来高] 259,300株
基地局・データセンターをはじめとする産業機器や各種IoT通信機器の電源回路向けに、業界最高8Vまでゲート耐圧を高めた150V耐圧のGaNデバイス「GNE10xxTBシリーズ(GNE1040TB)」の量産体制を確立したと23日に発表しております。
政府もグリーン成長戦略で、次世代パワー半導体(GaN、SiC、Ga2O3等)の実用化に向けて支援する方針を示しておりますので、今後は国策の追い風も期待できそうですね。
2022.03.07 13:47 / [現在値] 6,157円 [前日比] -266円 [出来高] 490,100株
米国子会社「KYOCERA AVX」が、8/5付で「6963 ローム」が保有するタンタルコンデンサの製造ラインおよび関連する知的財産を取得することで、最終合意したと4日に発表しております。
「KYOCERA AVX」は、タンタルコンデンサの世界的なリーディングサプライヤーで、医療、軍事、航空・宇宙用途向けの高信頼性二酸化マンガン(MnO2)固体タンタルコンデンサの最大のサプライヤーですが、今回の事業取得は電解コンデンサソリューションのポートフォリオ拡大を通じて競争力の強化につながりそうです。
2022.02.28 08:25 / [現在値] 9,020円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
NEDOから公募された「グリーンイノベーション基金事業/次世代デジタルインフラの構築」プロジェクトの研究開発項目の一つである「次世代パワー半導体デバイス製造技術開発」に対して、「8インチ次世代SiC MOSFETの開発」を提案し、採択されたと25日に発表しております。
次世代パワー半導体の製造技術を高めることで、電動車や産業機器をはじめとする幅広い機器・設備への普及促進を目指します。昨年5月に策定した中期経営計画「MOVING FORWARD to 2025」では、(パワー)技術力、供給対応力、生産力でSiC市場シェア30%を目指す方針を掲げておりますので、今回の採択は追い風となりますね。
2022.01.28 13:16 / [現在値] 9,210円 [前日比] 120円 [出来高] 843,200株
経済産業省は26日、同社傘下のローム浜松から提出された産業競争力強化法第21条の15第4項の規定に基づく「エネルギー利用環境負荷低減事業適応」に関する「事業適応計画」を認定。
同計画は、脱炭素化効果の高い「GaN(窒化ガリウム)デバイス」の量産体制を速やかに整え、デバイスの販売開始を行うこと等により、事業適応終了後に着実に販路を開拓するとともに、国内の脱炭素化に貢献することを目標としています。
同社では成長戦略として、2025年度以降の成長の種として、GaN・パワーモジュールなどを新たに仕込む方針ですが、カーボンニュートラルに向けて収益貢献が期待できそうですね。