関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
日本投資顧問業協会 会員番号 第012-02842号
こちらの情報は「無料メルマガ」にご登録頂ければ無料でご覧頂くことができます。
場中にアレスが注目する銘柄、お客様からのお問い合わせが多い銘柄などを中心に銘柄情報を発信!「株ソムリエ」とは?
2021.03.30 10:04 / [現在値] 1,056円 [前日比] 26円 [出来高] 1,168,200株
「6724 セイコーエプソン」、「6701 NEC」、東京大学の岩田忠久教授と共同で、微細藻類ユーグレナの貯蔵多糖であるパラミロンを使ったバイオマスプラスチックの一つである「パラレジン」の技術開発、普及推進を目的とする「パラレジンジャパンコンソーシアム」を設立したと29日に発表しております。
バイオマスプラスチックとは、再生可能なバイオマス資源を原料に、化学的または生物学的に合成・処理することで得られるプラスチックで、焼却した場合でも、バイオマスのもつカーボンニュートラル性から、大気中のCO2濃度の上昇が抑えられるという特徴があります。
廃プラスチック有効利用率の低さ、海洋プラスチック等による環境汚染が、世界的な課題となっており、その解決策の一つとして、バイオマスプラスチックの活用促進が挙げられます。ラジコンヘリコプターの尾翼に成形し飛行テストなども実施しておりますが、2030年に年間20万トン規模のバイオマスプラスチックの供給を目指しておりますので、SDGsの観点からも注目を集めることになりそうです。
2021.03.25 14:12 / [現在値] 6,490円 [前日比] 30円 [出来高] 754,600株
成田空港、羽田空港で、同社の生体認証「Bio-IDiom」の中核技術で世界No.1の認証精度を有する顔認証技術を搭載したシステムを活用した新たな搭乗手続き「Face Express」の実証実験が4月からスタートすると発表しております。
「Face Express」は、航空機に搭乗する顧客が所定の手続きで顔写真を登録すると、空港でのその後の手続き(チェックイン、手荷物預け、保安検査、搭乗ゲート等)において、従来必要であった搭乗券やパスポートを提示することなく “顔パス” で通過または手続きできるようになります。
これにより、従来の煩わしい搭乗手続きがスムーズになるとともに、コンタクトレスで手続きができるため新型コロナウイルス感染症対策としても接触リスクが軽減できますので、東京オリンピック・パラリンピックに向けても注目を集めることになりそうですね。
2021.03.22 12:26 / [現在値] 6,720円 [前日比] 80円 [出来高] 951,400株
国土交通省が推進する実世界(フィジカル空間)の都市を仮想的な世界(サイバー空間)に再現する3D都市空間情報プラットフォーム「Project "PLATEAU(プラトー)" 」の、3D都市モデルのユースケース開発の一環として、①那覇市で歩行者の人物像分析システムを用いた人流解析の実証実験、②宇都宮市で映像解析によるソーシャルディスタンシング判定技術の実証実験、を実施したと19日に発表しております。
同社では、 Project “PLATEAU"に参画することでデジタル化社会におけるまちづくりのDX化を進めておりますが、ソーシャルディスタンシング判定技術については、新型コロナの拡大防止対策をしたうえで、イベントへの集客や回遊性を確保するうえで重要な技術ですので、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けても注目が集まることになりそうです。
2021.03.12 13:54 / [現在値] 6,370円 [前日比] 20円 [出来高] 932,200株
東京都港区から、行政手続きのデジタル化を実現する「NEC スマート行政窓口ソリューション」を活用した窓口総合支援システムを受注したと11日に発表しております。
港区は、22年8月から本システムの運用を開始し、転入や転出に伴う手続きをデジタル化する予定ですが、導入により住民異動届や住民票等請求書などの事務手続き書類約40種類をデジタル化し、年間約4万件の転入・転出手続きの利便性向上が実現できます。
総務省では21年1月から26年3月を対象期間として、自治体DX推進計画を進めておりますので、今後他の自治体からの受注拡大も見込めそうです。
2021.03.09 09:20 / [現在値] 3,940円 [前日比] 105円 [出来高] 19,600株
子会社で決済事業を手がけるベリトランスが、「6701 NEC」と共同で、静岡県が3月12日~29日まで実施する「海の湖」顔認証決済実証事業に顔認証決済サービスを提供すると8日に発表しております。
顔認証決済サービスは、NECが提供する顔認証ソリューションにベリトランスのクレジットカード決済サービスを組み合わせた幅広い用途での活用を可能とした決済ソリューションです。
第3四半期決算でもフィナンシャルテクノロジー事業は、旅行・インバウンド関連決済の大幅減を吸収して過去最高益を更新しておりますが、NECとの協業によりコロナ禍で加速するキャッシュレスニーズのさらなる取り込みに期待できそうです。
2021.03.01 13:19 / [現在値] 6,010円 [前日比] 210円 [出来高] 666,900株
3/1の日経新聞が、「NECは安全性が高いシステム構築といったセキュリティー知識のある人材の育成ビジネスに乗り出す。(中略)企業でデジタルトランスフォーメーション(DX)が進むなか、専門知識を持った人材を確保する動きが強まるとみて、今後3年で3千人を育成する事業にする。」と報じております。
同社は13年度から総務省及び情報通信研究機構(NICT)が実施する「実践的サイバー防御演習(CYDER:Cyber Defense Exercise with Recurrence)」の運営を支援してきた実績がありますが、総務省では国内の情報セキュリティ人材は、 2020年時点で 約19.3万人不足と試算し、警鐘を鳴らしておりますので、セキュリティー人材育成に向けて政府支援にも期待がかかります。
2021.02.26 14:24 / [現在値] 5,830円 [前日比] 0円 [出来高] 1,218,200株
政府が推進するGIGAスクール構想に向けた教育ICT事業強化の一環として、教育機関を対象にNEC教育クラウド「Open Platform for Education(OPE)」、学習者用端末、教育支援サービスなどの製品群を拡充し、25日から販売活動を開始しております。
同事業で、21年度から25年度までの累計で約1000億円の売上を目指しておりますが、NEC教育クラウド「OPE」については昨年7月から提供を開始し、教育機関や学校からのの申込ID数は、昨年12月末時点ですでに100万IDを超え、今年度中に150万IDに達すると見込んでおりますので、中長期で教育分野の収益貢献が見込めそうです。
2021.02.24 09:48 / [現在値] 1,678円 [前日比] -3円 [出来高] 263,400株
22日、「6701 NEC」、マクニカ、 コトバデザインなどと、ローカル5GやMR (複合現実)を活用した新たな観光体験の実現に向けた実証実験を2月26日から3月1日まで、奈良県の平城宮跡歴史公園にて実施すると発表。
新型コロナウイルスの感染拡大防止を図りながら集客力向上を目指す「新たな日常」における観光として、屋外の観光資源とICTの融合による新たな観光体験への期待が高まっております。
同社では中長期的な経営戦略及び対処すべき課題として、新事業・新市場の創出をあげ、「健康・ライフサイエンス」、「教育・文化交流」、「都市空間・モビリティ」、「エネルギー・食料資源」という4つの成長事業領域において、オープンイノベーションや少額出資、M&Aなどを組み合わせ、事業展開を加速し、まちづくり、観光など地域課題解決に貢献する新事業の創出を目指す方針ですので、今回の実証実験にも注目したいですね。