関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2023.11.21 13:41 / [現在値] 5,690円 [前日比] 100円 [出来高] 310,600株
同社、「1963 日揮ホールディングス」、「9107 川崎汽船」の3社で、マレーシア国営エネルギー会社Petroliam Nasional Berhad(ペトロナス)の子会社であるPETRONAS CCS Ventures SDN BHD(PCCSV)と、マレーシアにおけるCCS(Carbon dioxide Capture and Storage:CO2の回収・貯留)の事業化実現に向けた検討の実施に合意し、4社による基本契約を締結したと発表しております。
今後、2024年の基本設計作業開始とその後の建設作業を視野に入れた具体的な準備作業に着手し、マレーシア国内で排出されるCO2に加え、日本など海外で回収されたCO2を船舶輸送し、海底下への圧入・貯留を2028年末に開始することを目指します。
また、日本側3社は、JFEスチールと6月から進めている、日本を起点としたCCSのバリューチェーン構築の共同検討を引き続き進めることにより、今回の検討との連携を図る方針です。
2023.11.21 10:23 / [現在値] 1,694円 [前日比] 33.5円 [出来高] 1,329,900株
国内EPC事業会社の日揮が、「1966 高田工業所」と14日付で国内におけるプラントEPC(設計・調達・建設)事業の協業、およびメンテナンス事業の共同遂行体制構築に向けた協議を行う基本合意書を締結しております。
日揮は、低・脱炭素分野ならびに資源循環分野を今後中核となる成長分野として位置づけておりますが、高田工業所はプラント配管工事などで多くの実績を有しており、今回の協業により、今後増加が見込まれる低・脱炭素分野ならびに資源循環案件を共同で遂行することで、国内EPC事業のさらなる拡大を図る方針です。
2023.11.17 09:19 / [現在値] 1,601円 [前日比] 3円 [出来高] 99,700株
子会社で、海外EPC事業会社日揮グローバルが、同社グループのIT戦略であるIT Grand Plan 2030の一環として、「3Dプリンタ導入や建設自動化による建設工法最適化」を推進しておりますが、これまで世界的にも適用事例の少ない炭素鋼材料を用いた3Dプリンタによる設計・造形を実施し、従来の製造方法と同程度の品質で造形する知見を獲得したと発表しております。
プラント建設で3Dプリンタを導入するメリットとして、①リードタイム短縮、②造形自由度、③品質安定化、④現場省人化、などがありますが、中長期での生産性の向上につながりそうです。
2023.11.16 09:19 / [現在値] 1,622.5円 [前日比] 16.5円 [出来高] 272,800株
「3407 旭化成」、レーシア国営石油ガス会社Petroliam Nasional Bhd(PETRONAS)のクリーンエネルギー事業子会社のGentariと、マレーシアでの60MW級アルカリ水電解システムの建設を含む水素製造プラントの基本設計に関する覚書を締結したと15日に発表しております。
同プロジェクトはNEDOのグリーンイノベーション基金に採択された「大規模アルカリ水電解水素製造システムの開発およびグリーンケミカルプラントの実証」のプロジェクトの一部として運用されますが、24年1月のFEED開始に向けて3社で準備を進めており、27年の実証運転開始を目指します。
マレーシアでのグリーン水素の製造を通じて、日本とマレーシア、そして東南アジアの市場開発を推進し、脱炭素化に向けたグリーン水素の生産基盤を域内で確立を目指します。
2023.11.09 12:32 / [現在値] 1,817.5円 [前日比] 19.5円 [出来高] 307,900株
同社、日清医療食品、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYの4社で、病院や介護施設の食事提供で使用した油(廃食用油)をSAFとして再資源化することを目的に、廃食用油の継続的な供給および利用についての基本合意書を8日付で締結しております。
日清医療食品が受託している約5,500件の病院や介護施設、保育園等の厨房から出る廃食用油をSAFの原料として供給。同社が廃食用油を原料とするSAF製造事業に関するサプライチェーンの全体構築を主導します。今回の取り組みによるCO2削減量は年間約2,700トンとなります。
国土交通省が2030年時点で国内航空会社による燃料使用量の10%をSAFに置き換える目標を掲げるなか、中長期での収益貢献が見込めそうです。
2023.11.01 10:35 / [現在値] 1,866円 [前日比] 24円 [出来高] 428,800株
10/31に福島県浪江町でグリーンアンモニア製造技術の実証プラント起工式を実施。同実証プラントではNEDOグリーンイノベーション基金事業の一環として「3407 旭化成」と共同採択された「大規模アルカリ水電解水素製造システムの開発およびグリーンケミカルプラントの実証」プロジェクトのための実証運転が行われます。
実証プラントは24年度内に運転開始し、26年度までの稼働を予定しておりますが、実証を通じ、同社では統合制御システムの検証およびさらなる改善を含めたグリーンアンモニア製造技術の確立に取り組みます。
GIIでは、グリーンアンモニアの市場規模は、21年の1,600万米ドルからCAGR90.2%で成長し、30年には54億1,500万米ドルに達すると予測しており、拡大する市場の取り込みが期待できそうです。
2023.10.23 10:25 / [現在値] 1,858.5円 [前日比] 23.5円 [出来高] 506,200株
傘下で国内EPC事業会社である日揮が、苫小牧埠頭、出資先のエネコートテクノロジーズと、北海道苫小牧市の物流施設に、エネコートテクノロジーズが開発した次世代太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」を設置する共同実証実験を24年から開始することを決定したと23日に発表しております。
設置場所として想定する物流施設(倉庫やサイロなど)での実証実験は国内初となり、屋根や壁面向けの新たな設置方法を開発・実証します。また、北海道におけるペロブスカイト太陽電池の実用化に向けた実証実験は初めてで、寒冷地におけるデータ収集も可能となります。
Value Market Researchでは、ペロブスカイト太陽電池市場の世界需要は、調査期間23~30年のCAGRが71.4%で、22年の9,361万米ドルから、30年には約69億7,265万米ドルの市場規模に達すると推定しており、拡大市場の取り込みが期待できそうです。
2023.10.20 13:18 / [現在値] 1,839円 [前日比] -5.5円 [出来高] 465,800株
JERA、インドネシア国営電力会社(PLN)と、インドネシアにおいてPLNの子会社が保有する火力発電所を対象としたCCSの導入および事業化に向けた共同調査を開始するため、9/26に覚書を締結したと発表しております。
同調査は経済産業省による令和5年度「質の高いエネルギーインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業費補助金」に採択され、同事業による補助を受けて実施します。
同社では、インドネシア、マレーシア、タイ等の東南アジア諸国においてCCSの事業化に向けて取り組んでおりますが、CCS設備の豊富な建設実績をもとに、中期経営計画「BSP2025」においても、CCSを含めたエネルギートランジション分野の事業拡大を掲げております。