関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2024.04.11 12:50 / [現在値] 3,655円 [前日比] 33円 [出来高] 422,900株
「9101 日本郵船」、JERA、新日本海洋社、東京パワーテクノロジーとともに、6月に竣工する予定のアンモニア燃料タグボート(A-tug)に対して、5月下旬に燃料アンモニアの供給を実施することを正式に決定したと発表しております。Truck to Ship方式での船舶への燃料アンモニアの供給は世界初です。
同社は、燃料に使われるアンモニアを安定的に生産し、船舶まで安全に輸送を行うことを担いますが、海運業界の脱炭素化に向けて、商機も広がることになりそうです。
2024.03.22 13:34 / [現在値] 4,219円 [前日比] -7円 [出来高] 4,175,800株
同社と関連会社のKnutsen NYK Carbon Carriers AS(KNCC社)、JX石油開発は15日に、KNCC社の独自技術「カーゴタンクシリンダー」(Cargo Tank Cylinders:CTC)を活用したCO2の液化・貯蔵プロセスの最適化に関する共同検討の覚書を締結したと発表しております。
CTCを用いてCO2輸送システムを最適化することを目指すもので、EP方式の活用により、CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage:CO2の回収・利用・貯留)バリューチェーンを構築する上で想定される、設備投資・エネルギー消費・環境負荷などの課題の解決策の一つになることが期待されます。
KNCC社がノルウェーに保有するCTCの実証試験設備「テストリグ」を活用し、24年後半までに最適化の検証を行い、その結果を踏まえて、次の段階として、社会実装の可能性を具体的に検討します。
2024.03.08 09:15 / [現在値] 1,251円 [前日比] 7円 [出来高] 356,400株
NEDOは、グリーンイノベーション基金事業の一環として、海上輸送の脱炭素化に必要不可欠な水素やアンモニア、LNGなどを燃料とする次世代船舶の社会実装を目指す「次世代船舶の開発」プロジェクトを進めておりますが、7日に同プロジェクトの研究開発項目の一つである「アンモニア燃料船の開発」について、新たに二つのテーマに着手すると発表。採択テーマ「アンモニア燃料船搭載のN2Oリアクタ開発」では、実施予定先として同社と「9101 日本郵船」が選定されております。
アンモニアを燃料とした場合に排出される亜酸化窒素(N2O)を触媒によって除去する装置(N2Oリアクタ)を開発しますが、N2Oの地球温暖化係数はCO2の約300倍で、GHG排出削減効果の高いアンモニア燃料船の実現には、 N2Oの排出量削減が必要不可欠です。
Lucintelでは、世界のアンモニア燃料船市場は、24年から30年にかけてCAGR17.6%で成長すると予測しており、同社の商機も広がることになりそうです。
2024.03.04 13:57 / [現在値] 4,684円 [前日比] -109円 [出来高] 5,889,700株
グループ会社のYusen Logistics (UK)Ltd.(YLUK社)が2月に、英国で25年4月開業予定の大型倉庫を不動産会社のSEGROグループから15年間賃借するリース契約の締結に合意したと発表しております。リース総額と新倉庫内の設備投資を含めた投資総額は約2.8億ポンド(約500億円)で、同社グループの物流事業としては過去最大の投資案件です。
同社では、23年3月に発表した中期経営計画で物流事業を中核事業と位置付けております。2月には英国でeコマース向け配送プラットフォーム事業会社を買収しておりますが、今後もグループの成長エンジンである物流事業への積極投資を続ける方針です。
2024.02.21 08:52 / [現在値] 4,824円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
1月、洋上風力発電向け作業員輸送船(CTV: Crew Transfer Vessel)1隻を小鯖船舶工業に発注したと発表しております。同社が初めて日本国内の造船所に発注するCTVです。25年後半から26年にかけて竣工した後、日本国内の洋上風力発電設備の建設と保守に関わる作業員輸送に従事する予定です。
同社では、23年3月に発表した中期経営計画で、26年度までに洋上風力バリューチェーンに430億円の投資を行う計画で、今回の発注もその一環です。日本国内では26年頃から洋上風力発電設備の建設が本格化すると見込まれ、CTVの需要拡大が予想されており、今後、国内造船所へのCTV発注を継続検討する方針です。
2024.02.01 13:51 / [現在値] 339円 [前日比] -1円 [出来高] 676,700株
「9101 日本郵船」とその関連会社の「Knutsen NYK Carbon Carriers AS(KNCC社)」と、液化CO2の回収・利用・貯留(CCUS: Carbon Capture, Utilization and Storage)の技術として想定される常温昇圧(EP)・中温中圧(MP)・低温低圧(LP)の3方式について、回収したCO2の液化から一次貯蔵、海上輸送などCCUSバリューチェーンを通じた経済性、さらに陸上設備の環境負荷・工期・敷地面積などの定量評価や実現性検証に関する共同検討を実施したと31日に発表しております。
今後3社で、エンジニアリング会社と海運会社の知見を融合して3方式の技術的・経済的検討をさらに推進し、CCUSの社会実装に取り組みます。Blueweave Consultingでは、世界のCCUS の市場規模は、予測期間中(21年-28年)に31.1%のCAGRで推移し、28年末には約152億4,000万米ドルの規模に成長すると予測しており、収益貢献につながりそうです。
2024.02.01 10:03 / [現在値] 5,133円 [前日比] 35円 [出来高] 2,325,600株
1/30にJERAと新造液化天然ガス(LNG)輸送船1隻の長期定期傭船契約を締結。韓国の現代三湖重工業で建造され、27年に竣工した後、JERA向けのLNG輸送に従事する予定です。同社がJERAとLNG輸送船の定期傭船契約を締結するのは11隻目です。
同社では23年3月に発表した中期経営計画で不定期専用船事業を中核事業と位置付けており、26年度までにLNG輸送船建造に3000億円の投資を行う計画を推進する方針です。
2024.01.24 08:22 / [現在値] 4,983円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
23日、北海道と「連携と協力に関する協定書」を締結しております。同社は23年7月に石狩湾新港洋上風力発電所向け作業員輸送船(CTV)の運航を開始しておりますが、今後新たに道内で開発が見込まれる洋上風力発電プロジェクトでも、調査・輸送・施工・保守管理の各段階で参画を目指す他、開発を進めるアンモニア燃料船やCCS事業等を通じ、北海道の脱炭素社会の実現に向けて貢献します。
また北海道内での半導体工場やデータセンター建設に伴う物流需要や、トラックから船舶への輸送移行を目指す内航輸送の需要の高まりにも対応する方針ですので、非海運事業の拡大につながりそうです。