関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2024.04.12 10:28 / [現在値] 1,743円 [前日比] -153円 [出来高] 23,059,300株
「8001 伊藤忠商事」、日本シップヤード、「9107 川崎汽船」、NSユナイテッド海運とともに、MAN Energy Solutions(MAN社」との間で、アンモニア燃料船の商用化に向けた共同開発を進めることに合意し、覚書を締結したと11日に発表しております。
今回の覚書締結は、海事関係者の新たな挑戦であるアンモニア燃料船を社会実装する為の重要なマイルストーンであると共に、パートナー企業によるアンモニア燃料船開発と世界的なアンモニアのサプライチェーン構築の両面から構成される『統合型プロジェクト』の更なる推進に向けた重要なステップとなります。
同社は世界初号機となるMAN B&Wアンモニア焚機関およびアンモニア燃料供給装置等周辺システムを供給し、舶用推進システムサプライヤーとして海上物流分野で脱炭素社会の実現に取り組みます。
2024.04.01 13:16 / [現在値] 2,004円 [前日比] -19円 [出来高] 10,596,900株
日本ガスラインと、CCS向け液化CO2海上輸送において内航輸送と外航輸送を一体で提案し、円滑で効率的な海上輸送サービスを提供することを目的として、両社共同で液化CO2海上輸送の提案を行う会社の設立に合意し、合弁契約を締結したと発表しております。
日本政府は「GX実現に向けた基本方針」において、2030年までのCCS事業開始に向けた事業環境整備を進めており、CO2回収源のクラスター化やCO2貯留地域のハブ化による事業の大規模化とコスト削減の取り組みを支援しています。
その一環として国境を越えたCO2の輸送や多様な規模の輸送の組み合わせによる輸送体系の確立も検討されておりますので、同社の勝機も広がることになりそうです。
2024.03.05 12:52 / [現在値] 7,134円 [前日比] -98円 [出来高] 7,685,300株
100%子会社でケミカル船の運航事業を担うMOL Chemical Tankers Pte. Ltd.(エムオーエル ケミカル タンカーズ:MOLCT)が、競争法上の関係当局の承認を取得し、3/1にケミカル船社Fairfield Chemical Carriers Pte. Ltd.(フェアフィールド ケミカル キャリアーズ:FCC)の全株式を取得したと発表しております。株式の取得価額は約4億米ドルです。
同社グループは経営計画「BLUE ACTION 2035」において、ケミカル船事業を市場の成長が期待できる事業領域と位置付け、積極的に投資を実施していく方針であり、今回の買収はその一環です。
この買収を通じて、MOLCTが運航する81隻のステンレス多タンクのケミカル船隊に、FCCが運航する36隻を統合することで、世界最大級の船隊規模となり、同社の強みであるステンレス多タンクのケミカル船を活用した専門性の高い事業を強化する方針です。
2024.03.01 08:43 / [現在値] 1,362.5円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
同社、「1662 石油資源開発」、「9107 川崎汽船」の3社(日本コンソーシアム)が、マレーシア国営エネルギー会社Petroliam Nasional Berhadの子会社であるPETRONAS CCS Ventures SDN BHD(PCCSV)とともに、マレーシア・サラワク州営エネルギー会社で、同州のCO2貯留権管理者であるPetroleum Sarawak Berhad(ペトロス)と、同州沖合の枯渇ガス田であるM3ガス田を貯留地としたCCS事業について検討を行うことを合意し、2/26にCO2貯留地契約(Storage Site Agreement:SSA)を締結したと発表しております。
日本を含む海外CO2の輸送、陸上受入ターミナルやパイプラインを含む貯留地の開発計画の策定や、その技術・商業的実現性の評価を実施し、M3ガス田を始めとするサラワク州沖合の枯渇ガス田をCO2貯留地としたCCS事業の採算性の調査を進めますが、マレーシアと日本を含むアジア太平洋地域における温室効果ガス排出削減の取り組みにおいて大きな前進となりそうです。
2024.02.29 10:36 / [現在値] 7,155円 [前日比] 254円 [出来高] 9,964,000株
同社と川崎近海汽船の合弁会社「ケイライン・ウインド・サービス」、ジャパンマリンユナイテッド、日本シップヤードが、グリーンイノベーション基金事業「低コスト施工技術(風車浮体設置)の開発」に係る浮体式洋上風車向け専用船構想のAiP認証を取得したと28日に発表しております。
ケイライン・ウインド・サービスは、今回の浮体式洋上風車向け専用船構想を含めた洋上風力発電向け支援船サービスを充実させることで、洋上風力発電設備の大量導入、低コスト化に寄与すること目指します。同社が中期経営計画で新規事業領域として取り組む、洋上風力を含む再生エネルギー関連の支援船事業の強化につながりそうです。
2024.02.19 13:05 / [現在値] 7,021円 [前日比] -41円 [出来高] 7,138,800株
1/18にフランスにOCEANICWING S.A.S.を設立し、AIRSEAS社(フランス)が開発を進めている自動カイトシステム「Seawing(風力推進)」事業を2/15付で承継したと発表しております。
風力を活用する“Seawing”は約20%のCO2排出量の削減効果が見込まれ、LNG燃料船など燃料転換への取り組みとの相乗効果で、CO2排出量の大幅削減を可能とする省エネ設備です。“Seawing”は自然エネルギーである風力を活用するため、燃料の生産や供給設備が不要で、また様々な船種、新造船のみならず既存船にも搭載可能な汎用性も特徴です。今後は“Seawing”の技術確立および製品化に向けた取り組みの更なる強化と加速を目指します。
2024.02.07 12:27 / [現在値] 6,954円 [前日比] 106円 [出来高] 8,348,500株
Northern Lights社向け3隻目の液化CO2船傭船契約を締結したと6日に発表しております。同社では、既に液化CO2船の管理に従事する専門の組織を“K” LINE LNG Shipping (UK) Ltd.内に立ち上げており、1-2隻目で得た知見を3隻目の管理にも活かす方針です。
これらの組織の立ち上げや運航手順の確立により、Northern Lightsによる世界初のCCSプロジェクトに本船の運航面から支援しますが、同社は昨年11月、「9503 関西電力」によるCCSバリューチェーン構築に向けた液化CO2船舶設計等に係る業務委託契約を締結しております。
アックスタイムズでは、日本のCCS市場規模は2050に7兆円と試算しており、同社の商機も広がることになりそうです。
2023.12.21 10:16 / [現在値] 2,146円 [前日比] -20円 [出来高] 696,500株
傘下JFEスチールのグリーン鋼材「JGreeX」が、「9107 川崎汽船」が今治造船にて竣工予定のウルトラマックス級ドライバルク船に採用決定と20日に発表しております。
JFEスチールは、海運会社と共同でCO2削減価値をサプライチェーン全体で負担し社会分配する新たなビジネスモデルを世界に先駆け構築しており、今回の採用はその一環です。
今回の件を含め、ドライバルク船への「JGreeX」採用は合計5社、7隻に拡大し、「JGreeX」納入数量は合計28千トン程度となる見通しですが、今後も海運業界の脱炭素化需要の取り込みが期待できそうです。