関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2021.03.10 08:56 / [現在値] 3,675円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
3/10の日経新聞が、「東芝は、電気自動車(EV)などに使われるパワー半導体を大量に生産できる製造装置を石川県にある国内主力工場に導入する。脱炭素の流れでEV向け半導体の需要は高まっている。約250億円を投じ、同工場の生産能力を2割高める。」と報じております。
同社では中期経営計画「東芝Nextプラン」で、半導体事業では損益分岐点引き下げのための取り組みとして、パワーデバイスなど強い商品に集中した売上拡大をあげております。
米国、EUが半導体の脱海外依存をすすめるなか、日本の対策が急務とも報じられるなか、今後は持分法適用関連会社のキオクシアホールディングスとあわせ半導体関連として市場での存在感を高める可能性もありますね。
2021.02.26 09:23 / [現在値] 3,405円 [前日比] 0円 [出来高] 963,200株
25日、量子暗号通信事業を担う部門を、子会社で、ICTソリューションの事業推進体制が整っている東芝デジタルソリューションズに承継させると発表。
同社では昨年11月に公表した「東芝 Next プラン進捗報告」で、量子暗号通信事業を量子コンピュータ時代に不可欠なセキュリティ技術として21年度中にネットワークサービス化による事業展開を目指すことを公表しておりますが、今後さらなる受注活動の強化を含め、事業活動を速やかに立ち上げるためには今回の事業集約が望ましいとの判断ですので、早期の収益貢献に期待したいですね。
2021.02.24 09:20 / [現在値] 3,515円 [前日比] 15円 [出来高] 640,300株
2/23の日経新聞が、「東芝・GE、洋上風力で提携、日本で基幹設備生産へ、欧州・中国勢に対抗。(中略)矢野経済研究所によると、現状で数十億円の国内市場規模(建設・売電・保守メンテナンス合計)が30年度には年間9200億円に膨らむ見通しだ。」と報じております。
昨年12月に経済産業省が公表した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」でも、洋上風力発電は再生可能エネルギーの主力電源化に向けた切り札で、特に事業規模は数千億円、部品数が数万点と多いため、関連産業への波及効果が大きいと明記。競争力があり強靱なサプライチェーンの形成に向け、ライフタイム全体での国内調達比率を40年までに60%にすることを目指している国策事業です。
同社傘下の東芝エネルギーシステムズは風力発電設備部品を展開しており、経済産業省が進める「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」に係る補助事業者に昨年11月に採択された実績もありますので、GEとのタッグで国内洋上風力市場の有力プレイヤーとして存在感を高めることになりそうですね。
2021.02.22 08:30 / [現在値] 3,540円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
2/21の日経新聞が、「CO2地下貯留を支援、経産省、海外事業に出資・債務保証、日本企業の参画後押し。(中略)CO2の回収・貯留はCCSと呼ばれ、火力発電所などで出るCO2を大気中に放出する前に回収し地中に埋める。」と報じております。
同社では昨年10月からグループ会社のシグマパワー有明の三川発電所で、発電所から排出されるCO2を分離回収する大規模な実証設備の運転を開始。同社を含めた18法人で委託を受けている、環境省の「環境配慮型CCS実証事業」の中で行っておりますので、今後政府支援による海外展開にも期待がかかります。
2021.02.17 14:08 / [現在値] 3,660円 [前日比] 5円 [出来高] 1,809,200株
傘下の東芝エレベータが、抗菌・抗ウイルス機能を強化し、最新の建築トレンドを取り込んだ新意匠のラインアップを拡充した、マシンルームレスエレベーター「SPACEL」(スペーセル)を16日から発売。
特徴として、①非接触ボタン(有償付加)、②かご内リフレッシュ機能拡充(有償付加)、③抗菌・抗ウイルス加工(有償付加)、④イオン発生装置、などを備えております。
昇降機事業は同社の今期売上高予想の約7%を占める事業です。グローバルインフォメーションによると、世界のエレベーターおよびエスカレーターの市場規模は、スマートエレベーターの需要、スマートシティへの投資増加によって推進され、20年から24年の間に13万8410米ドル成長し、予測期間中は3%のCAGRで成長する見込みですので、安定した業績貢献が期待できそうです。
2021.02.16 13:27 / [現在値] 3,685円 [前日比] 30円 [出来高] 1,692,000株
15日、デザイン思考を体現した共創拠点「Creative Circuit™」をオープン。一般的なデザイン思考とされる「課題発見」、「課題解決」に、「ビジョン共有」を加えた同社独自のデザイン思考「カスタマーバリューデザイン™」のプロセスを活用することで、顧客やパートナー企業とともに、ありたい未来を描き、課題解決に取り組むプラットフォームです。
1/27の日経新聞が、『新事業、「アート思考」で探る、座禅や自由研究、着想の場に、顧客の課題解決から転換。(中略)アート思考は、社員個人が自由な発想でやりたいことに取り組む手法だ。』と報じておりますが、同社の「カスタマーバリューデザイン™」は、「ビジョン共有」で「未来を夢見る」→「目的を共有する」というプロセスが組み込まれており、アート思考に近いものがありますので、新事業の創出に期待したいですね。私の元同期も関わっているようなので個人的にも楽しみです。
2021.02.10 14:07 / [現在値] 3,660円 [前日比] 50円 [出来高] 1,454,700株
傘下の東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS)がJA三井リースと、台湾の太陽光発電ファンドへの出資を決定したと9日に発表。
東芝ESSは、国内で太陽光発電所のEPC事業や、太陽光・風力発電所などの運営を行っているほか、バーチャルパワープラント(VPP)事業を展開しております。今回の出資を契機に、再エネやVPPの事業展開を台湾およびアジア地域などでも積極的に進めていく方針ですので、海外での脱炭素向け投資需要の獲得が期待できそうです。
2021.02.08 08:54 / [現在値] 3,670円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
2/7の日経新聞が、「再生エネ100%、福島に工業団地、政府と県、30年度までに。(中略)16年度から20年度までの第1期では再生エネを使って水素を製造する世界最大規模の設備の建設などを進めた。21年度からの第2期はさらに取り組みを拡充する。工業団地は区域内の電力需要を太陽光や風力発電などでまかない蓄電池も整備する。」と報じております。
同社は昨年稼働を開始した、再生可能エネルギー利用で世界最大級10MWの水素製造装置を備えた水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」のプロジェクトに参画した実績があります。
また、再エネ分野ではメガソーラー設置が国内シェアトップのほか、最新鋭風車の国産化を計画。蓄電分野でも世界トップレベルの急速充放電性能の二次電池SCiBを展開しておりますので、第2期での参画も期待できそうです。