関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
日本投資顧問業協会 会員番号 第012-02842号
こちらの情報は「無料メルマガ」にご登録頂ければ無料でご覧頂くことができます。
場中にアレスが注目する銘柄、お客様からのお問い合わせが多い銘柄などを中心に銘柄情報を発信!「株ソムリエ」とは?
2021.03.04 13:17 / [現在値] 3,196円 [前日比] -79円 [出来高] 1,059,500株
4日、世界最大級のCO2回収実験施設を運営するモングスタッドCO2回収技術センター(TCM:Technology Centre Mongstad)と、同施設で同社独自のCO2吸収液を使った実証試験を5月から開始することで合意したと発表しております。
CO2回収の環境規制の枠組みにおいて最も先進的な国の一つであるノルウェーで行うもので、21年中の商用化を目指しておりますが、政府もグリーン成長戦略のなかでCO2回収技術の開発を課題にあげておりますので、国内でカーボンニュートラルに向けた貢献も期待できそうです。
2021.03.02 08:55 / [現在値] 3,104円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
傘下三菱パワーが、世界中で高まるエネルギーの脱炭素化に対する機運の高まりを受け、アンモニア(NH3)をガスタービン発電の燃料として100%直接利用する4万kW級ガスタービンシステムの開発に世界で初めて着手したと1日に発表しております。
25年以降の実用化を目指しておりますが、産業分野や離島などといった中小規模の発電所における脱炭素化の推進にも貢献できるようです。
政府が昨年12月に公開したグリーン成長戦略でも、燃料アンモニア産業は重要分野に掲げられておりますので、成長事業として期待もかかります。
2021.02.02 14:22 / [現在値] 3,064円 [前日比] 19円 [出来高] 636,600株
デンマークのヴェスタス社との、風力発電機事業を中心とした再生可能エネルギー分野における協業強化の一貫として、風力発電設備販売の合弁会社「MHI べスタスジャパン」を設立しましたが、1日から営業を開始しております。
政府は2050年脱炭素社会実現に向けた再生可能エネルギー最大化の柱として、洋上風力の主力電源化を掲げておりますが、昨年12月の洋上風力の産業力強化に向けた官民協議会では、政府と産業界の合意に基づく洋上風力産業ビジョンにおいて、2030年に1000万kW、2040年には3000~4500万kWの導入目標が設定されておりますので、事業拡大が期待できそうですね。
2021.01.28 08:50 / [現在値] 3,129円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
27日、米国統括拠点である米国三菱重工(MHIA)を通じて、CO2および再生可能エネルギーからクリーン燃料「エレクトロフューエル」を生成する革新的技術を持つ米国インフィニウム(Infinium)への出資を発表。米国のアマゾン、英国の投資ファンドAPベンチャーズを含む複数のメンバーとともに出資します。
「エレクトロフューエル」は、カーボンリサイクル燃料として国土交通省が昨年公開した「国際海運のゼロエミッションに向けたロードマップ」でも取り上げられておりますので、今後の国内での事業展開にも注目が集まります。
2021.01.26 13:41 / [現在値] 3,101円 [前日比] -57円 [出来高] 841,100株
25日、傘下の三菱重工環境・化学エンジニアリング(MHIEC)が鹿児島市から一般廃棄物焼却施設「北部清掃工場」のプラント設備更新工事を受注したと発表。長寿命化および省エネルギー化をはかりますが、受注額は67.5億円(税抜)で、完成は26年2月(6ヵ年継続事業)を予定しております。
今回の受注とこれまでの実績をベースに、既存廃棄物処理施設の省エネ化や安定稼働の維持・向上、さらに維持管理費などを含めたL.C.C.(ライフサイクルコスト)低減に向けた提案を積極的に推進し、受注拡大をはかっていく方針です。
環境省が16年に公表した「インフラ長寿命化計画(行動計画)平成28年度~平成32年度」によると、平成25年度末時点でごみ焼却施設1172施設の内、築年数30年超え40年未満の施設が137施設、築年数40年を超える施設が6施設あったようですが、昨今一般廃棄物焼却施設を長寿命化するとともに温暖化対策も施す改良工事は増加傾向にあり、国が2010年度に関連する交付金制度を創設したことで、さらに活発化しておりますので、今後の受注拡大も見込めそうです。
2021.01.22 08:58 / [現在値] 3,191円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
21日、産業技術総合研究所との共同研究により、水素エンジンの運転試験を実施したと発表。試験を通じ、CO2を排出せずクリーンな水素を100%として安定燃焼できる条件を見出しております。
今回の結果をベースに、さらに試験データを積み重ねて取得することで多気筒エンジンの開発につなげ、2030年代の水素利用に向けて1MW(1,000kW)級水素エンジンを実用化することを目指しますが、経済産業省が昨年12月に公表した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」でも、水素・アンモニア燃料エンジン等の開発・実用化を推進が明記されておりますので、今後も政府支援が見込めそうです。
2021.01.08 14:19 / [現在値] 3,294円 [前日比] 19円 [出来高] 1,329,900株
1/6の日経新聞が、『新政権発足後、即座にパリ協定に復帰すると宣言した米国のバイデン次期大統領。2兆ドル(206兆円)を投じる気候変動対策には原子力発電所の活用も盛り込む。力点を置くのが、安全性が高いとされる小型原子炉の開発だ。』と報じております。
経済産業省が昨年12月に公表した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」でも、2050年のカーボンニュートラル実現に向けては、原子力を含めたあらゆる選択肢を追求することが重要で、小型モジュール炉(SMR)に対する継続的な研究開発支援が不可欠と明記されておりますが、同社は昨年12月に一体型小型原子炉の概念設計を完了。
加圧水型軽水炉(PWR)の技術、知見をベースに、小型炉特有の高い安全性を実現する方針ですので、政府支援も活用した実用化に期待がかかります。
2020.10.06 12:27 / [現在値] 2,328.5円 [前日比] 57.5円 [出来高] 667,500株
傘下三菱パワーが、「9508 九州電力」運営の大岳地熱発電所で進めていた発電設備の更新工事を終え、同設備が10月から営業運転を開始したと発表しております。発電方式には、国内初となる「ダブルフラッシュ&デュアルプレッシャー方式」を採用し、蒸気井の安定運転および地熱資源の有効活用が可能に。
同社は地熱発電分野において、世界13ヵ国から100件を超える受注実績と、世界の地熱発電設備容量の実績でトップクラスのシェアを誇ります。
地熱発電は、CO2がほとんど排出せず、同じ再生エネルギーの太陽光発電や風力発電とは異なり、昼夜や季節の変動がない安定性が魅力です。日本は世界第3位の地熱資源のポテンシャルを持っており、政府も再生可能エネルギーの重要な柱として位置付けておりますので、今後の事業拡大に期待がかかります。