関東財務局長(金商) 第3093号 一般社団法人
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2021.12.15 08:25 / [現在値] 1,206.5円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
「7203 トヨタ自動車」が14日に開催したバッテリーEV戦略に関する説明会で、電池関連の新規投資を9月に発表した1.5兆円から、2兆円に増額する方針を示しております。
同社とトヨタの合弁会社「プライム プラネット エナジー&ソリューションズ(PPES)」は5月に車載用リチウムイオン電池の生産体制強化を発表したほか、9月には「8015 豊田通商」と電池サプライチェーンのサステナビリティ、リサイクル、トレーサビリティの向上を目的とした「グリーンニッケルサプライチェーンおよび電動車エコシステム」について覚書を締結しておりますので、トヨタの電池投資増額は同社にとっても追い風となりそうです。
2021.12.02 12:26 / [現在値] 1,241円 [前日比] -3円 [出来高] 3,193,200株
植物由来のセルロースファイバーを55%の高濃度で樹脂に混ぜ込んだ成形材料『kinari』のサンプル販売を22年1月より開始します。①天然由来の繊維であるセルロースファイバーを55%の濃度で樹脂(ポリプロピレン)と複合、②複合材料(ペレット)が白く、着色自由性が高い、③成形プロセス技術により木質感デザインを実現可能、などの特徴を有しております。
これらの特長と優位性を活かした家電筐体や車載機構・内装部材、高強度とデザイン性を活かしたハウジング内装部材、大物家電外装や美容家電、服飾衣料品や日用品、また飲料・食品容器等への展開を進める方針ですので、同社の既存事業とのシナジー創出にもつながりそうです。
2021.11.22 13:55 / [現在値] 1,148円 [前日比] 18円 [出来高] 203,300株
経済産業省では10月に「次世代デジタルインフラの構築」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画を策定。次世代パワー半導体(SiC、GaN等)による50%以上の損失低減と社会実装を促進するためのSiパワー半導体と同等のコスト実現に向けた低コスト化に取り組む方針を示しております。
同社はパワー半導体では、20%超の大株主「6752 パナソニック」と共同でSiCパワーデバイスを商品化しておりますので、国策の追い風も見込めそうです。
2021.11.19 10:23 / [現在値] 1,103円 [前日比] 53円 [出来高] 101,200株
中間決算で売上高は前期比19.6%増、営業利益は同32倍と、中間期としては3期ぶりに増益転換ですが、同社はパワー半導体では、20%超の大株主「6752 パナソニック」と共同でSiCパワーデバイスを商品化しております。
政府はグリーン成長戦略でデジタル機器・産業の省エネ・グリーン化に向けてパワー半導体(国内企業で世界シェア29%)など、日本企業が強みを持っている分野を伸ばす方針を示しておりますので、国策を追い風とした事業拡大が見込めそうです。
2021.11.11 08:25 / [現在値] 1,380円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
世界初となる、Wavelet OFDMを適用した近距離無線通信技術を開発したと10日に発表しております。
①近距離無線通信技術を用いた無接点での通信接続となるため、従来のコネクタ接続からの取り換えで保守メンテナンス性が向上、②通信範囲や対象を狭く特定できることに加えて暗号機能も装備していることで、高セキュリティな無接点でのコネクションが実現可能、③複数のモードおよびチャネル設定による干渉回避ができるため、相互に干渉させたくない環境での利用などに最適、などの特徴を有しております。
上記特徴を生かした、水中や海中での通信方式としての活用も可能で、Beyond5Gなどに向けての新たな展開が期待できますが、10月には九州工業大学と共にNICTの「Beyond 5G研究開発促進事業 令和3年度新規委託研究」の一般課題について、「海中・水中IoTにおける無線通信技術の研究開発」が採択されており、社会実装に向けて注目も集まることになりそうです。
2021.11.09 08:21 / [現在値] 1,368.5円 [前日比] 0円 [出来高] 0株
中国事業を展開するパナソニックチャイナが、中国太平洋保険、三井住友海上中国と中国でのEV向けサービスにおける協力協定を締結したと8日に発表しております。
3社で企業や一般の顧客向けにEV購入後も電池の安心安全な使用を支えるサービスを付帯した専用の保険商品・サービスを提供し、EV普及の加速を支援。将来的には、自然環境への負荷を低減すべく、安心して取引できるEV中古車市場の形成やEV用電池のリユース・リサイクルを含めた新たなエコシステムでの価値創造に挑戦する方針です。
EVを含む新エネルギー自動車は、脱炭素社会を実現する上で極めて重要な市場として位置づけられておりますが、中国の保有量は世界の5割を超えておりますので、旺盛な需要の取り込みが期待できそうです。
2021.10.28 13:39 / [現在値] 1,481円 [前日比] -19円 [出来高] 5,253,600株
「9010 富士急行」、ナビタイムジャパンなどと、「富士山エリア観光DX革新コンソーシアム」を立ち上げ、富士五湖周辺エリア全体の回遊性を向上する観光型MaaS「手ぶら観光サービス」の実証実験を行うと27日に発表しております。
周遊eチケット『富士五湖 顔認証デジタルパス』で、エリア内に点在する複数の観光施設と交通機関(周遊バス・鉄道)における入場や決済が、顔一つでシームレスに利用できます。
政府もMaaSを推進しておりますが、富士経済ではMaaSの市場規模は30年に18年比3.5倍の2兆8,658億円と試算しておりますので、中長期での成長事業として期待もかかりますね。
2021.10.19 13:12 / [現在値] 5,140円 [前日比] 150円 [出来高] 814,700株
「7203 トヨタ自動車」が、カーボンニュートラルの実現に向けて、一層の電動化を推進するため、米国で30年までにBEV用を含む車載用電池の現地生産に約3,800億円を投資すると18日に発表。同社とともに米国で新会社を設立し、25年からの稼働を目指します。
同社は世界的資源会社であるBHP、20年にトヨタが「6752 パナソニック」と立ち上げた車載電池の生産や開発を担うプライムプラネットエナジー&ソリューションズ(PPES)と3社で、電池サプライチェーンのサステナビリティ、リサイクル、トレーサビリティの向上を目的とした「グリーンニッケルサプライチェーンおよび電動車エコシステム」について、9月28日に覚書を締結。
これによりPPESは、トヨタ自動車を含む電動車メーカー向けの、より温暖化排出ガスを削減した電池の開発が可能となりますので、今回の米国での電池事業とのシナジーも期待できそうです。